- MacBookをHDMIケーブルでテレビ・モニターに接続するメリット
- HDMIケーブル対応のMacBookでテレビ・モニターに出力する方法
- HDMI出力端子が付いていないMacBookでテレビ・モニターに出力する方法
- iMac自体をモニター(ディスプレイ)として使用する方法
- HuluなどのHDCP対応の動画サイトは見ることできないので注意
- まとめ
MacBookをHDMIケーブルでテレビ・モニターに接続するメリット
MacBookユーザーの方で、大きなテレビやモニターにHDMI接続して、MacBookの画面を出力可能なのを知っていますか?
MacBookは持ち運びに便利な反面、スクリーンの大きさがデスクトップパソコンに比較して小さいのが難点です。
MacBookの画面をテレビ・モニターに出力すれば、プライベート・ユース、ビジネス・ユース両方の場面でとても便利です。
ここ冒頭の本章では、MacBook・MacBook Airなどのノート型Macパソコンと、テレビ・モニターを接続して使用するメリットについて解説します。
MacBookパソコンをテレビ・モニターに接続したことがない人は、下記のメリットについて理解しておくと良いと思います。
・テレビ・モニターの大画面で動画・ゲームを楽しめる
・HDMIケーブルで接続したテレビ・モニターを2つ目の作業用ディスプレイとして活用する
・「ディプレイをミラーリング」を使えばさらに便利に
テレビ・モニターの大画面で動画・ゲームを楽しめる
MacBookとモニター・テレビをHDMI接続する大きなメリットが、MacBookのパソコンモニター画面を、大画面のテレビ・モニターに出力可能なことです。
パソコンゲームや、YouTube・Vimeo・ニコニコ動画などの動画を大画面で表示すれば、一人で迫力のある大画面を楽しむ以外にも、家族や友だと一緒に楽しむことが可能です。
またビジネスユースとしても、とても便利な使用方法が沢山あります。
プレゼンテーションをするときに、モニターとMacBookパソコンをHDMIケーブルで接続すれば、パソコン画面をそのまま大画面モニターに表示して、プレゼンテーションを行うことも可能です。
使い人は色々で無限大です。ここで解説する色々な画面共有方法をマスターすれば、使用方法をカスタマイズして、自分自身に合わせた使用方法を楽しめます。
HDMI接続したテレビ・モニターを2つ目の作業用ディスプレイとして活用する
前の項目でも解説しましたが、MacBookと大画面テレビ・モニターをHDMIで接続して、MacBookモニターから出力すれば、MacBookのモニターが大画面化されます。
デザイン関係のタスクや、イラストなど細部の細かい仕上がりをチェックしたい場合、大画面テレビ・モニターであれな、拡大機能を使用せずとも細部までチェックすることが可能です。
また大きなサイズのイラストやデザインは、MacBookパソコンのスクリーンですべて表示出来ない場合があります。
そのような場合に大画面テレビ・モニターにMacBookのモニターを出力すれば、全体のイメージを把握することも簡単です。
「デュアルディスプレイをミラーリング」を使えばさらに便利
「デュアルディスプレイ」とは、二つのモニターを使用して別々のウィンドウを表示可能な機能です。
2つのタスクを同時進行可能なので、複数のタスクを平行して進めたいユーザーにおススメの方法です。
動画編集や、イラスト作成など仕上がり具合を大画面でチェックしながら編集するなど活用方法は色々です。
デュアルディスプレイやミラーリング機能は一見難しそうな設定ではありますが、とても簡単に設定可能です。
ここを参考に外部ディスプレイへの出力やデュアルディスプレイの使用方法をマスターしていきましょう。
HDMIケーブル対応のMacBookでテレビ・モニターに出力する方法
2015年以前のMacBookにはHDMIケーブル端子が搭載されていて、HDMIケーブルを購入して、テレビ・モニターと接続するだけでMacBookの画面をテレビ・モニターに出力可能です。
2016年以降のMacBookパソコンのモデルにはHDMIケーブル端子が搭載されていません。
2016年以降のMacBookパソコンモデルを所持している場合は、次の章「HDMI出力端子が付いていないMacBookでテレビ・モニターに出力する方法」で、おススメのHDMI変換ケーブルや、接続設定方法を説明しているので、そちらを参照してください。
HDMIケーブルを購入してテレビ・モニターに接続する
HDMIケーブルの価格は、HDMIケーブルの長さによって異なり、HDMIケーブルが長いほうが価格が高くなる傾向があります。
また、HDMIケーブルが4Kなどの高画質画像に対応しているかも、購入するときの判斷材料の1つです。
パソコンとテレビ・モニターの距離や使用方法を考えて適切な長さのHDMIケーブルを購入してください。またデスクの上でHDMIケーブル接続する場合は、長いケーブルが邪魔になることもあるので気を付けてください。

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HDMIケーブルを買ったら、テレビ・モニター・MacBookをHDMIケーブルで接続してください。
テレビやモニターのリモコンで「TV、AV」切り替えボタンを押して、対応するHDMIモードに切り替えれば接続終了です。
MacBookの画面に表示されている画面が、モニター・テレビに表示されます。
テレビ・モニターをデュアルディスプレイとして活用する方法
HDMIケーブルでMacBookとテレビ・モニターを接続すれば、同じ画面が外部モニター・テレビに出力されます。
テレビ・モニターとMacBookの画面をそれぞれ別々に表示したい場合は、MacBookの「デュアルディスプレイ機能」を使用します。
外部ディスプレイとMacBookを接続して、複数のタスクを当時進行でき、活用次第で作業効率を大幅にアップ可能なので、試してみてください。
デュアルディスプレイの設定方法を解説します。外部モニター・テレビの電源をオンして、MacBookとHDMIケーブルで接続してください。
画面上部のメニューバーから「Apple」アイコンを押して「システム環境設定」を選びてください。
「システム環境設定」メニュー一覧から「ディスプレイ」を選び「配置」タブを選びてください。
「ディスプレイをミラーリング」項目のチェックボックスのチェックを外してください。
設定画面中央にある、主要ディスプレイの位置を変更するか、それぞれのディスプレイの位置を分けて設置してください。
複数のテレビ・モニターに画面出力する方法
MacBookには複数の外部ディスプレイに出力する方法もあります。
これを「ビデオミラーリング」と呼びます。複数のMacパソコンや外部ディスプレイに同じ画面を表示可能なのでとても便利な機能です。
「ビデオミラーリング」を使用するには、事前に設定が必要です。
本章では「ビデオミラーリング」の設定方法を解説します。複数の外部ディスプレイに出力する前に、利用しているMacパソコンの仕様をチェックしておいてください。Macの仕様によって外部ディスプレイに出力可能な台数が異なります。
画面右上の「Apple」>「このMacについて」>「サポート」>「技術仕様」で何台まで外部ディスプレイに出力可能なかをチェック可能です。
また新たにMacパソコンを購入する場合は、最大外部ディスプレイ接続可能数をチェックしておくとよいと思います。
ビデオミラーリング設定方法を解説します。外部ディスプレイの電源をオンして、Macパソコンと接続してください。
画面上部のメニューバーから「Apple」アイコンを押して「システム環境設定」を選びてください。
「システム環境設定」メニュー一覧から「ディスプレイ」を選び「配置」タブを選びてください。
「ディスプレイをミラーリング」項目のチェックボックスにチェックを入れてください。
HDMI出力端子が付いていないMacBookでテレビ・モニターに出力する方法
続いて、HDMI出力端子が付いていないMacBookでテレビ・モニターに出力する方法を解説します。
Thunderbolt-HDMI変換ケーブルを使用する!おススメのHDMI変換ケーブルは?
2016年以降に発売されたMacBookパソコンにはHDMI出力端子が搭載されていません。
なので、Thunderbolt-HDMI変換ケーブルを購入し、HDMIケーブルと接続する必要があります。おススメのHDMI変換ケーブルを解説します。
テレビ・モニターをデュアルディスプレイとして活用する方法
HDMIケーブルでMacBookとテレビ・モニターを接続すれば、同じ画面が外部モニター・テレビに出力されます。
テレビ・モニターとMacBookの画面をそれぞれ別々に表示したい場合は、MacBookの「デュアルディスプレイ機能」を使用します。
外部ディスプレイとMacBookを接続して、複数のタスクを当時進行でき、活用次第で作業効率を大幅にアップ可能なので、試してみてください。
デュアルディスプレイの設定方法を解説します。外部モニター・テレビの電源をオンして、MacBookとHDMIケーブルで接続してください。
画面上部のメニューバーから「Apple」アイコンを押して「システム環境設定」を選びてください。
「システム環境設定」メニュー一覧から「ディスプレイ」を選び「配置」タブを選びてください。
「ディスプレイをミラーリング」項目のチェックボックスのチェックを外してください。
設定画面中央にある、主要ディスプレイの位置を変更するか、それぞれのディスプレイの位置を分けて設置してください。
iMac自体をモニター(ディスプレイ)として使用する方法
iMacをお持ちの人は、iMac自体をモニター(ディスプレイ)として使用する方法もあるので解説します。
ターゲットディスプレイモードを使用しよう
「ターゲットディスプレイモード」ご使用可能なMacは下記の条件に適合している必要があります。
Thunderboltポート、あるいはMini DisplayPortを搭載したMacBook。
Thunderbolt3(USC-C)を搭載しているMac
Thunderboltケーブル・Mini DisplayPortケーブル接続可能なMac
さらに詳しく「ターゲットディスプレイモード」に対応しているシステム要件をチェックするには、下記のアップル公式サポートページを参照してください。
ターゲットディスプレイモードで iMac をディスプレイとして使う - Apple サポート
ターゲットディスプレイモードでは、サポート対象の iMac の内蔵ディスプレイを別の Mac の外付けディスプレイとして使用可能です。
「ターゲットディスプレイモード」が使用可能なシステム条件をチェックしたら、下記のやり方でターゲットディスプレイモードを設定してください。
iMacの電源をオン、まだもう一方のMacパソコンにログインしてください。
Thunderboltケーブル・Mini DisplayPortケーブルで両方のパソコンを接続します。
ディスプレイとして使用したいiMacで「command + F2」を押してください。
これでiMacのスクリーンが、もう一方のMacパソコンのスクリーンを表示します。iMacとMacBook両方をもっている人は、ターゲットディスプレイモードを使用して作業効率を高めてみましょう。