EasyWine
AviUtlというソフトは、拡張子が.exeのWindowsで利用できる動画編集ソフトです。
すごいカンタンに動画の編集が可能になるソフトで、初心者にもおすすめできるソフトではあるのですがMacでは利用することができません。
どうしてかというと、Macでは拡張子が.exeのファイルやアプリケーション(ソフト)を起動することができないからです。
MacとWindowsは、元々開発している会社が異なるのでこのような所で違いが出てきます。
AviUtlのMac版は残念ながら、現時点では存在しません。
ではMacで利用することが可能な他の動画編集ソフトを探してみるしかないのか…と諦める人も多いと思いますが、大丈夫です。
EasyWineというソフトを利用すればMacでもAviUtlが利用できるようになります!
ここでは、MacでAviUtl動画編集ソフトを利用するやり方を書いていきます。
ダウンロード、インストールのやり方以外にもEasyWineでのソフト起動の仕方や、拡張編集のプラグインを導入する方法まで順に解説をしていきます。
Macで簡単に動画編集が可能なソフトを探している人、あるいはWindowsでAviUtlを利用していたからMacでも利用したいという人はぜひ参考にしてください。
「Wine」をもっと簡単に利用できるようにしたもの
EasyWineとは、名前の通りWineを簡単に利用できるようにしたものです。
WindowsソフトをMacで利用できるようにする仕組みとして、Wineというソフトがあります。
でも、このWineは扱いがとても難しいらしいのです。
その扱いにくさに、MacでWindowsのソフト、拡張子.exeのファイルを開くのは諦めたという人も多いと思います。
しかし、このEasyWineであれば初心者でも簡単に利用することができます。
EasyWineによってMacをより利用しやすくできると思います。
Macを利用している人であれば、入れておいて損はないソフトです。
MacでAviUtl動画編集ソフトを使う方法
では実際に、MacでAviUtl動画編集ソフトを利用する方法とその手順についてを書いて行こうと思います。
MacでAviUtlを利用するにあたり、まずはMacにEasyWineをダウンロード、インストールしていきます。
EasyWineのダウンロード、インストールをする
こちらがEasyWineのインストーラー配布サイトになります。
インストーラーがダウンロードできるのは下の方になりますので、下までページを下ろしていきましょう。
下の方にあるGoogleドライブのURLリンクを押して開いてください。
Googleドライブを出したら、一番左にあるファイルを右クリックします。
右クリックをするとダウンロードができます。
ダウンロードを押して、MacにEasyWineのインストーラーをダウンロードしてください。
次はMacにソフトをインストールしていきます。
EasyWineのインストーラーを押すと、ウィンドウの中にEaasyWineのアイコンが出てきます。
アイコンを、Macのアプリケーションフォルダに移動させてください。
Macのアプリケーションフォルダに移動したら、EasyWineを開きます。
すると、こんなふうなウィンドウが出てきます。
インストールを押して、MacへEasyWineのインストールを開始してください。
インストールの画面表示は2度出てきます。
1つ目のインストールが完了したら、続いて表示されるウィンドウでもインストールを押してください。
これでMacへのインストールが完全に完了となります。
MacでAviUtl動画編集ソフトの拡張編集プラグインを導入する方法
Macで実際にAviUtlを利用して動画編集をしたいなら、拡張編集プラグインを導入するともっと自由度の高い動画編集が可能になると思います。
拡張編集プラグインとは、編集機能の追加になります。
AviUtlだけでは、それほど凝った編集はできません。
拡張編集プラグインを導入することで、動画編集の幅が広がります。
MacでAviUtl動画編集ソフトの導入後にやること
Macに無事、AviUtlをダウンロードすることができました。
Macで実際にAviUtlを利用して動画編集をする前に、設定の変更などいくつかやっておきたいことがあります。
続いてはMacでAviUtlを利用する前にやっておくべき事、入力プラグイン、初期設定、フィルタの順序それぞれの解説をしていこうと思います。
入力プラグインを導入する
MacにAviUtlをインストールしたら、まずは入力プラグインを導入します。
入力プラグインを導入することによって色々な形式の動画ファイル、音声ファイルを読み込むことが可能になるので、より動画編集の幅が広がります。
AviUtlでのAviUtlプラグインは、L-SMASH Worksをダウンロードしていきます。
ダウンロードページのところにある文字リンクを押して開きます。
そうしたら、上で拡張編集プラグインを導入したときのように、L-SMASH Worksフォルダの中身を全部AviUtlフォルダに移動させることで導入が可能です。
次にファイル→環境設定→入力プラグインの優先度の設定の順で押して、入力プラグインの優先度の順を変更していきます。
ここで、入力プラグインの優先度を編集することが可能です。
上から順に認識をしていく仕組みになっています。
一般的に最優先にしておくべきなのは、元々AviUtlに入っていた入力プラグインになります。
なので、上でダウンロードしたL-SMASH Worksは一番下に移動をさせておきます。
これだけでは、入力プラグインの導入を完了したとはいえません。
実際に読み込みたい拡張子を設定で追加する必要があります。
設定ファイル(exedit.ini)に読み込みたい拡張子を別途追記してください。
似たようなファイル名が沢山あるので、間違えないように気をつけてください。
追記する内容としては、下のような拡張子になります。
初期設定をする
MacでAviUtlを利用する前に、初期設定を自分の利用しやすいように変えておくのがおすすめです。
設定の変え方は、ファイル→環境設定→システムの設定の順に押していきます。
するとこんなふうに、動画編集に関する設定ができます。
画像サイズやフレーム数などがここで変更可能です。
自分のやりやすい設定などがあれば、この画面でそのように設定することをおすすめします。
フィルタの順序
MacでAviUtl利用する前に、利用するフィルタの順序などを自分のやりやすいように変えておくとより作業がスムーズにできると思います。
フィルタの順序設定は、設定→フィルタ順序の設定→ビデオフィルタ順序の設定の順に押していきます。
このようなウィンドウが出てきます。
フィルタを押して選んで、上に移動、下に移動ボタンでそれぞれ動かすことができます。
よく利用するフィルタを上に持っていくなど、自分のやりやすいように動かしてみてください。
順序を決めたらOKをクリックして、順序を確定させます。
MacでAviUtl動画編集ソフトを利用する方法は以上になります。
MacでもAviUtlを開くために利用するEasyWineは、別の場面でも十分に活かせる便利ソフトです。