Macを強制再起動する方法「電源ボタン」
Macを利用していると突然フリーズしたり応答しなくなることがあります。Macを買って使いはじめのうちはサクサク動いていたのに、Macを使い込んでいるうちにフリーズが多くなってしまうMacは多いようです。
Macがフリーズしてしまったときスマートフォンがあればそのときに対処方法を調べられますが、もしも調べるツールが他にないときは対処方法が分からず困ってしまいます。
Macの強制再起動の方法はとても簡単なので覚えておいてください。Macには電源ボタンがあり電源ボタンを使えば簡単に強制終了、再起動が可能です。
ショートカット
Macがフリーズしたり応答がなくなってしまったとき、Macの強制再起動の「ショートカットキー」を打ち込めばMacが強制再起動をします。
Macを強制終了させる電源ボタンの長押しを覚えておけばいいですが、こちらの「ショートカットキー」も覚えておけば安心です。
電源ボタンの長押しは強制終了なので強制終了した後10秒以上時間をおいてから起動させなければいけませんが、強制再起動のショートカットキーを覚えておけばショートカットキーを入れるだけで再起動をしてくれるので便利です。
Macがフリーズした時の対処法
Macを利用していてフリーズしてしまったときは焦らないで色々な対処をしてみましょう。Macのフリーズはよくあることなので落ち着いて対処してください。
しばらく待つ
Macがフリーズした!と思っても実は猛烈に処理に時間がかかっているだけの場合があります。ちょっと待ってみると案外復旧することがあるため、一息ついてしばらく様子を見てみてください。
Macがノートパソコンタイプの場合、モニターを1回閉じてスリープ状態にし、再度Macを開いてみると復帰可能なこともあります。
アプリの強制終了
待ってみてもダメなら終了可能なアプリケーションを強制終了してみてください。
ちょっとでもMacの処理を軽くしてあげることで、もしもMacが処理に時間がかかっているだけならMacが回復するかもしれません。アプリケーションの強制終了の方法を説明します。
マウスカーソルが動く場合
マウスカーソルが動く場合、アプリケーションを強制終了させるためにまず画面左上にある「Appleマーク」を押してください。
メニューの中から「強制終了」を選んで押してください。(画面はスクショするときにshiftを押してしまっているので「Finderを強制終了」となってしまっていますが通常は「強制終了」だけ表示されています。)
どのアプリケーションを強制終了するか選ぶダイヤログがでてくるので、強制終了したいアプリケーションを選んで押してください。
強制終了させたいアプリケーションをダイヤログから選んで押したら次に「強制終了」を押してください。
これで選んだアプリケーションが強制終了します。
アプリケーションは「Dock」からも強制終了させることが可能です。
強制終了させたいアプリケーションをDockから選んで長押しかマウスで右押してください。
アプリケーションアイコンの下に「・マーク」があるアプリケーションが起動中です。
Dockにある強制終了させたいアプリケーションを選んで長押しかマウスで右クリックをするとダイヤログがでてきます。
アプリケーションを強制終了させたい場合はキーボードにある「optionキー」を押すと「終了」が「強制終了」に変わるので「optionキー」を押しながら強制終了を押してください。
これで選んだアプリケーションが強制終了します。
アプリケーションは「アクティビティモニタ」からも強制終了させることが可能です。
Macの画面上にあるDockから「Finder」を押して起動させてください。
Finder画面がでてきたら「アプリケーション」を押してください。
アプリケーションにある「ユーティリティ」を見つけダブル押してください。
ユーティリティにある「アクティビティモニタ」を探してダブル押してください。
アクティビティモニタがでてくるので左にある「プロセス名」から強制終了させたいアプリケーションを探して押してください。
強制終了させたいアプリケーションを選んで押したら左上にある「×マーク」を押してください。
「×マーク」をクリックするとダイヤログがでてくるので「強制終了」をクリックすると選んだアプリケーションが強制終了します。
マウスカーソルが動かない場合
マウスカーソルが動かないときはキーボードショートカットでアプリケーションを強制終了させることが可能です。
キーボードショートカットキー「command(コマンド⌘)+tab(タブ)」を押すとアプリ切り替え画面がでてます。
「command(コマンド⌘)」を押しながら「tab(タブ)」を何回か押して強制終了させたいアプリケーションを選んでください。
強制終了させたいアプリを選んだら「command(コマンド⌘)」は押したままで「tab(タブ)」を離し、「Q」を押すと選んだアプリケーションがダイヤログもなく強制終了します。
強制再起動
フリーズしてからしばらく待ってみても、アプリを強制終了してみてもMacが動き出さなかったときは強制再起動の方法をやってみることになります。
強制再起動すると作業中の保存していないデータは破棄され失ってしまいます。
保存していないデータは失ってしまいますがMacが動かないと今後何もできないので強制再起動するのはやり方がありません。
強制再起動のキーボードショートカットキーを押してください。
「command(コマンド⌘)+control(コントロール^)+電源ボタン」
この3つの「command」「control」「電源ボタン」キーボードを同時に押してみても再起動しない場合は電源ボタンを10秒以上長押ししてください。
Macの電源関係のショートカット一覧
Macではキーボードでショートカットキーを打ち込むとあらゆる機能を発動させることが可能です。
Macのショートカットキーを覚えておくとあらゆる操作を簡単に可能なようになり、さらに時間短縮にもなるのでショートカットキーを打ち込む方法は覚えておくと今後役立ちます。
Macの簡単なキーボードショートカットを解説します。
ディスプレイをスリープにする
Macのディスプレイをスリープにするキーボードショートカットキーです。
Macの作業中に席を外すとき、ディスプレイを他の人に見られないように目隠しをしてくれる機能がディスプレイのスリープです。Macのディスプレイをスリープにするキーボードショートカットを覚えておくと素早くディスプレイをスリープにでき便利です。
Macのディスプレイをスリープにさせるキーボードショートカットキー
「control(コントロール)+shift(シフト)+⏏︎(メディアイジェクト)
この3つの「control」「shift」「⏏︎」キーボードを同時に押すとすぐにMacのディスプレイがスリープモードになります。
スリープ
Macのコンピューターをスリープにするキーボードショートカットキーです。
Macを使い終わった後長い時間次にMacを使う予定がないときはMacのシステム終了でいいですが、またすぐMacを使う予定がある場合は「スリープ」をオススメします。
Macをスリープモードにしておくと次の起動速度が早いばかりか、節電という意味でも重要な役割を担っています。すぐにMacを使う予定があるのにいちいちシャットダウンしていては起動時に電力を多く利用してしまうので電力消費としては無駄なのです。
Macのコンピューターをスリープにするキーボードショートカットキー
「command(コマンド)+option(オプション)+⏏︎(メディアイジェクト)」
この3つの「command」「option」「⏏︎」キーボードを同時に押すとMacのコンピューターがスリープモードになります。
ログアウト
Macをログアウトするキーボードショートカットキーです。
Macから離れるとき、Macをログアウト状態にしておくとセキュリティー強化になります。Macをログアウトしておけば、他の人がMacを操作しても自分自身の情報が漏れません。
Macを離れるとき、Macをログアウトするキーボードショートカットキーを覚えておけば素早くMacをログアウトすることができ便利です。
Macをログアウトするキーボードショートカットキー
「command(コマンド)+option(オプション)+shift(シフト)+Q」
アプリケーションを保存して再起動
Macでアプリケーションを保存して再起動するキーボードショートカットキーです。
Macでアプリケーションを利用しているときに保存して再起動したいときに役立つキーボードショートカットキーです。
Macでアプリケーションを保存して再起動するキーボードショートカットキー
「command(コマンド)+control(コントロール)+⏏︎(メディアイジェクト)
この3つの「command」「control」「⏏︎」キーボードを同時に押すとMacがアプリケーションを保存して再起動します。
ダイアログを表示
Macではキーボードショートカットで「再起動」「スリープ」「システム終了」を選べるダイヤログを出すことが可能です。
ダイヤログを出すためのキーボードショートカットキー
「control(コントロール)+⏏︎(メディアイジェクト)
この2つの「control」「⏏︎」キーボードを押すとダイヤログが表示されます。
ダイヤログ画面が表示されたら自分自身がしたい動作をクリックすればいいのですが、押しなくてもキーボードのみでも選択可能です。
再起動したいときは「space(スペース)」あるいは「R」、スリープしたいときは「S」、キャンセルしたいときは「esc(エスケープ)」、システム終了したいときは「return(リターン)」をプッシュします。
チェックメッセージがでない上、キーボードのみで素早く操作可能なのでオススメです。
Macを操作する上で作業効率が上がらない理由の1つに、キーボードから手を離しているという理由があります。マウスやトラックパッドを使うためにキーボードから手を離し、またキーボードに手を戻すという動作が恐ろしく時間をロスしているのです。
マックのキーボードショートカットキーを覚えておくと出来るかぎりキーボードから手を離さず作業可能なようになるので作業効率がアップします。
キーボードショートカットキーを覚えるのは大変ですが、1回覚えてしまうとMacを快適に使うことが可能なようになるので覚えてみるのもいいかもしれません。