Androidスマホでタイマーを設定する方法
Androidスマホでは、標準アプリの「時計」アプリを利用してタイマーを設定します。
Google Pixelシリーズ、AQUOSシリーズで設定する方法
以下の検証では、Google Pixel 3a(Android 10)を利用しています。
Google PixelシリーズとAQUOSシリーズは「時計」アプリでのタイマー設定のやり方が同じだったので、ここではGoogle Pixel 3a(Android 10)の画面で説明していきます。
ホーム画面下部から上にスワイプしてアプリ一覧画面を出して、「時計」アプリを押してください。
「時計」アプリには、「アラーム」「時計」「タイマー」「ストップウォッチ」のタブが存在します。
ここでは「タイマー」タブを選びます。
なお、「時計」アプリのアイコンを長押しすると新しいタイマーに接続できるショートカットが表示されます。
ここから直接「タイマー」タブを出すことができます。
タイマーをセットする
キーボードで数字を記入して時間をセットします。
しかし、ここでの時間セットのやり方はちょっと独特です。
時間、分、秒を個別に記入してタイマーをセットすることはできないのです。
例を挙げると、3分間のタイマーをセットしたいときは、「300」記入します。
同じ要領で、1時間のタイマーでは「10000」と記入してください。
記入した時間を訂正したいときは、右端のバックスペースボタンを押せばOKです。
バックスペースボタンをクリックするたびに右端の数字から消去されていきます。
つまり、3分のタイマーをセットしているときにバックスペースボタンを1回クリックすると、右端の「0」が消えて「30(30秒)」になるというわけです。
入力した数字をすべて消去したいときは、バックスペースボタンを長押ししてください。
タイマーをスタートする
計りたい時間をセットしたら、タイマーを開始させてみましょう。
時間を計り始めたいときは、画面下部のを押すだけです。
計測が開始し、残り時間のカウントダウンの画面へと移動します。
タイマーをストップしたい場合は下のポーズボタンか、残り時間の数字を押してください。
また、当初セットした時間よりも長い時間を計らなければならなくなったときは、残り時間の下にある+ 1:00を押してください。
すると、カウント中の残り時間に1分ずつ足されていきます。
例を挙げると、お湯を入れて3分で完成だと思っていたカップラーメンが、実は5分待つ必要があったというようなときに利用できます。
Galaxyシリーズで設定する方法
以下の検証では、Galaxy A20(Android 9)を利用しています。
ホーム画面から「時計」アプリを出して、「タイマー」タブを選んでください。
タイマーをセットする
Galaxyのタイマーでは、時間、分、秒を個別に設定可能です。
上下にスワイプしてセットしたい時間に合わせるやり方と、キーボードで数字を記入するやり方のどっちでもOKです。
時間、分、秒のいずれかの数字を押すと、数字のキーボードが出てきます。
セットした時間を修正したいときには、個別に記入し直すのが効率の良いやり方ですが、それぞれ修正するのが面倒なときはリセットをクリックしてしまえば全部の数字が“0”になります。
タイマーをスタートする
タイマーのセットが終わったら開始を押します。
計測が開始し、残り時間のカウントダウンの画面に移動します。
カウントダウン画面で一時停止を押すと、タイマーの残り時間を保持したまま一時的にカウントダウンがストップします。
キャンセルを押すとタイマーによる計測が終了し、時間のセット画面に戻ります。
プリセットタイマーを活用しよう
Androidスマホのタイマーには、セットした時間を保存しておけるプリセットタイマーの機能が存在します。
計る頻度の高い時間を保存しておけば、いちいちタイマーを設定する手間が省けます。
Google Pixelシリーズ、AQUOSシリーズで設定する方法
プリセットタイマーとして保存したい時間をセットし、一度カウントを開始させます。
その後、リセットを押してカウントダウンをストップし、セットした時間に戻します。
これでプリセットタイマーの保存は終了です。
現在とは違う時間を新たにセットしたいときは、画面右下のタイマーを追加を押してください。
保存済みのプリセットタイマーは、上下にスワイプすることで切り替えられます。
新しいプリセットタイマーは上部に追加されていきます。
プリセットタイマーには、用途に合わせてそれぞれ名前がつけられます。
セットした時間の上部にあるラベルを押すと入力画面に移動するので、自由にタイマーの名前をつけてください。
タイマーの名前を記入したらOKを選びましょう。
Galaxyシリーズで設定する方法
画面右上の+を押します。
「プリセットタイマーを追加」の画面で、保存したい時間をセットしてください。
セットしたタイマーに名前を決めたら、追加で保存できます。
保存されたプリセットタイマーは、「タイマー」タブのメイン画面に出てきて、ワンタップで呼び出すことが可能です。
タイマーアプリを使ってみよう
Androidスマホに標準でついているタイマーも十分な機能がありますが、Google Play上には色々な個性を持つタイマーアプリが公開されています。
今回は数あるタイマーアプリの中から2個のタイマーアプリをピックアップします。
日にち単位でセットできるタイマーアプリ「マルチタイマー」
複数の時間を同時に計れる
マルチタイマーは、名前のとおり複数の時間を一気に計れる機能がついているタイマーアプリです。
一度にバラバラの時間を計らなければならないときに、それぞれの残り時間が1画面でチェックできるので役立ちます。
当然ながら、普通のタイマー機能もついているので、このアプリさえあればどのような状況でもタイマーに困るようなことはありません。
また、マルチタイマーでは最大99日間のタイマーをセットすることができます。
いつもの生活でそれほど長い期間のタイマーを利用する場面はなかなかないですが、次の日までに課題や仕事を終えなければならないときに、1日後にタイマーをセットするというような利用があります。
Googleアシスタントなら話しかけてタイマーを設定できる
Androidスマホには、「Googleアシスタント」という機能がついています。
デバイスのホームボタン(画面下部のボタン)を長押ししたり、スマホに「OK、Google」と話しかけたりすると起動します。
またPixel 3やPixel 4では、端末側面を強く握ることでも起動可能です。
タイマーをセットしてほしいときは、Googleアシスタントを立ち上げ、「○分計って」や「タイマーを○分セット」というように話しかけてください。
設定した時間をAndroidスマホのタイマーで計ってくれます。
タイマーのセットのためにスマホを手動で操作しなくてもいいので、料理中など手が離せないときに役立つ機能です。
家に「Google Home」などのスマートスピーカーがあれば、同様にに声でタイマーを設定できます。
状況や目的に合わせてうまく利用してみてください。