通信事業者のサービスで通信量を正確にチェックする
Androidスマホで通信量をチェックするやり方は複数ありますが、正確な数値をチェックできるのは、ドコモやau、ソフトバンクといった契約中の携帯電話会社のサービスを使用することです。
データ通信量は各キャリアの「マイページ」からチェックできます。
また、MVNO(格安SIM)を使用している人は、各社のマイページからチェックしましょう(本記事ではLINEモバイルを例に解説)。
ここでは、ブラウザで各キャリア提供のマイページにアクセスし、通信量をチェックする方法を解説していますが、専用アプリが提供されていることもあります。
使いやすいほうを選択して使用してください。
NTTドコモ:My docomoで確認
Chromeなどのブラウザで「My docomo」に行き、dアカウントのIDとパスワードを記入してログインします。
ログインできたらデータ量を押すと、「データ通信量」の項目で使用済みのデータ通信量をチェックできます。
「データ通信量」の横にある詳細を押せば、前日から前々日まで3日間の合計と前月分のデータ通信量をチェックできます。
端末の設定からスマホ全体/アプリごとの通信量を確認する
スマホの「設定」からデータ通信量をチェックするというやり方も存在します。
端末全体のデータ通信量とアプリごとのデータ通信量をそれぞれチェック可能です。
全体の通信量を確認する方法
全体のデータ通信量は、通信事業者のサービスを使用したほうがより正確な数値をチェックできますが、端末の設定からほうがすぐにチェックできるというメリットもあります。
ここでは、Pixel 3(Android 10)でデータ通信量をチェックする手順を書いていきます。
スマホの「設定」を出したら、ネットワークとインターネット→モバイルネットワークと進みます。
画面上部に「◯GB(または◯MB)使用」と出てきています。
ここに出ているのが、全体のデータ通信量です。
あと何日後にデータ通信量がリセットされるのかもチェック可能です。
データ通信量がリセットされる時期はユーザーの契約状況によって違います。
アプリごとの通信量をチェックする方法
アプリごとのデータ通信量はキャリアのサービスではチェックできないので、端末の設定からチェックするのが便利です。
どのアプリのデータ通信量が多いのかが見れるため、利用しすぎ防止の目安にもなります。
アプリごとのデータ通信量のチェックは、全体のデータ通信量をチェックする画面からおこないます。
アプリのデータ使用量(端末によってはモバイルデータ使用量など)を押しましょう。
ダウンロードしているアプリが一覧で表示され、アプリごとのデータ通信量を見ることができます。
詳細を見る時はアプリ名を押してください。
フォアグラウンド通信とバックグラウンド通信それぞれのデータ通信量の内訳と合計を見ることができます。
通信量管理アプリを使用してチェックする
通信キャリアのサービスを使用する場合、IDやパスワードを記入してログインする必要があるので、面倒に思う人もいると思います。
そんなときは、サードパーティの通信量管理アプリを使用するという選択肢もあります。
通信量管理アプリを利用すれば、事前に設定したデータ通信量の上限に達するまでの残量をチェックできるので、自分がどのくらいデータ通信量を利用しているのがひと目で見れます。
もちろん全体のデータ通信量以外にも、アプリごとのデータ通信量もチェックできます。
ここでは、「通信量モニター」と「My Data Manager」の2つの通信量管理アプリを書いていきます。
両アプリとも、利用したデータ通信量をチェックでき以外にも、使用量が一定に達したときに通知で知らせてくれる機能がついています。
通信量モニター
「通信量モニター」は、データ通信量管理アプリの一番有名なアプリです。
初期設定や基本的な利用方法について書いていきます。
Data Usage Monitor - Apps on Google Play
アプリをダウンロードしたら、「月の制限」「1週間の制限」「3日間の制限」「1日の制限」のいずれかから利用上限を決めて、現時点の利用済みデータ通信量を記入しましょう。
事前の設定はこれで終了です。
上限や利用済みのデータ通信量、締め日の設定などは、後から設定メニューで変えることが可能です。
全体のデータ通信量の確認
TOTALタブでは、全体のデータ通信量をチェックできます。
緑字の「WIFI」はWi-Fiを経由してアクセスしたデータ通信量、青字の「MOBILE」はモバイルデータ通信量です。
最初に設定した上限に達するまでの割合が円グラフの「MOBILE LIMIT」に出てきています。
アプリごとのデータ通信量の確認
APPタブを出すと、アプリごとのデータ通信量をチェック可能です。
緑字がWi-Fiを経由したデータ通信量、青字がモバイルデータ通信量です。
さらに赤色でアプリごとのデータ通信量の割合が出ています。
通知設定
通信量モニター→設定から、上限を超えたときの通知を設定できます。
チェックマークをつけて上限を記入すると、その期間でデータ通信量の上限に近づいたときに通知で知らせてくれます。
My Data Manager
「My Data Manager」は、データ通信量が一定に達したときに届く通知をとても細かく設定できるデータ通信量管理アプリです。
初期設定や基本的な利用方法を書いていきます
。
My Data Manager - Data Usage - Apps on Google Play
アプリをダウンロードしたら、最初の画面でモバイルプランを設定するを選びます。
データ通信量の上限や開始日、ダウンロード時点のデータ通信利用量などを記入しましょう。
初期設定で設定した項目は後から変えることも可能です。
全体のデータ通信量の確認
モバイルタブのトップ画面でデータ通信量をチェックすることが可能です。
初期設定で記入したデータ通信量の上限に対する残りのデータ通信量も表示されていて、リセット日までの残り日数も表示されています。
データ通信量の利用予測量もチェック可能なので、今後利用するデータ通信量の目安にするといいです。
アプリごとのデータ通信量のチェック
「概要」画面下の最近のアプリのアクティビティあるいはメニューボタン→アプリを押すと、モバイルデータ通信量に加えてWi-Fiとローミングによるアプリごとのデータ通信量をチェックできます。
右上の時計ボタンを押すと、時間/日/週/月別のデータ利用量をチェックする画面に切り替えられ、グラフボタンを押すと円グラフでデータ通信量が出てきます。
通知設定はメニューボタン→マイ アラームから設定します。
「初期設定で設定した料金プランに達したら通知する」「90%に達したら通知する」など細かな条件を決めることが可能です。
カスタムアラームを設定するを選ぶと、警告を複数回に渡って設定することも可能です。
例を挙げると「1回目は1GBに達したら通知し、2回目は2GBに達したら通知する」などと設定すれば、計画的なデータ通信の使用ができます。
残りのデータ通信量が余っているときも通知で知らせてくれるのも良いです。