- Googleマップのマイマップ
- Googleマイマップの作成方法『パソコン』
- ルートを作成する
- 作成したGoogleマイマップにスマホアプリ(iPhone、Android)でアクセスする
- 地図の共有
- ルートの共有
- Googleマイマップ・地図マーカーの消去・編集・非表示
- Googleマイマップの使用方法「応用編」
- Googleマイマップのおススメの使用方法
Googleマップのマイマップ
Googleマップにはマイマップにという自分自身専用のオリジナル地図を作成する機能があるのはあまり知られていません。Googleマップのマイマップの作り人は難しくなく、基本的な操作だけで作成可能です。
更には友だちと共有しておけば、「~walker(雑誌)」とか「~るぶ(雑誌)」いらずです。
Googleマイマップの作成方法『パソコン』
まず、言っておかなければならないのは、マイマップはパソコンでしか作成できないです。パソコンで作ったマップをスマホで見ることは可能ですが、スマホでは作成できないので気を付けてください。
それではマイマップの作り方を説明します。パソコンでGoogleマップを開いてください。
マイマップの場所は意外と知られていませんが、まず最初は左上の検索ボックスの左の3本線メニューアイコンを押します。するとメニューが表示されますので、左側真ん中あたりの「マイプレイス」を押します。
「マイプレイス」の文字の下の「マイマップ」をクリックすると、一番下に「地図を作成」がありますので、そこをクリックすれば地図の作成開始です。
左上に「無題の地図」と表示されますので、その文字を押します。
下図の画面が表示されますので、地図タイトルに好きなタイトルを記入し「保存」を押します。ここでは「上野探索ぶらり旅」と記入し、「保存」をクリックました。
次に「無題のレイヤ」のところを押して名前の記入をします。後でいくらでも変更可能ですので、とりあえず「動物園編」と記入しました。
でも、よくよく考えるとレイヤとは層とか階層のことなので、この場合、カテゴリー分けに使うべきでした。あとで「行くところ」名前を変えます。
次に目的地の保存です。真ん中上の検索ボックスに「上野動物園」と記入後「Enter」キー押します。
すると、下図のように「上野動物園」の表示が出ますので、「+地図に追加」を押します。
下図のように、「動物園編」のレイヤに「上野動物園」が追加されました。
同様に、「不忍池(しのばずのいけ)」「アメ横市場」など行きたいところいくつか保存してみました。
登録した場所は、地図上にマークが付きますが、どこも同じマークで判別が可能でせん。いくつもいれたら煩雑になってしまいまうので、画面左の「動物園編」と記載したところの下「個別スタイル」を押して「個別スタイル」を「続き番号に変更します」
すると、画面左の一覧と地図の両方に番号がふられます。
勢い余って一つのレイヤにいっぱい登録しましたが、「行くところ」と「食事処」にレイヤを分けたほうが便利だと気付き、レイヤを追加することにしました。画面左の「レイヤを追加」をクリックすれば、レイヤを追加し、その名前を記入可能です。
レイヤを増やしていったとき、これから保存する場所がどこのレイヤに入るのかわからなくなるときがあります。
こんなときはレイヤの左端に注目してください。下図ように青く縦のラインが入っているのがアクティブになっているレイヤで、そのレイヤに新しい場所が保存されます。
ちなみに下の画面で1つ目のレイヤの名前を「動物園編」から「行くところ」に変更しました。
「食事処」に該当する地点も1回消去し、「行くところ」に作成しなおしました。
次に、せっかくレイヤを分けたのですから、表示の色を変えましょう。この場合、下のレイヤの「肉の大山 上野店」の位置にマウスをあわせると右にインクマークが表示されますので、そこを押します。
すると色を変えられるメニューバーが表示されますので、好きな色を押してください。ここではオレンジに設定しました。
ここまでが基本的な地図の作り方です。
ルートを作成する
マイマップの機能で、もう一つ便利なのが、ルート作成機能です。
これまでに記入した場所までの経路(ルート)が作成可能なのです。Googleマップでは、細かく自分自身の希望でルートを代えられませんが、マイマップでは細かくルートを変えられます。これが、Googleマップとの大きな違いです。
まず、「行くところ」のレイヤにある「上野動物園」を押してください。すると地図上の上野動物園の場所に説明ボックスが表示されます。このボックスの右下「ルートを表示」アイコンを押します。
新しいレイヤ「無題のレイヤ」ができ、Bの欄に「上野動物園」と表示されます。ここが目的地です。スタート地点はAの欄に記入します。ここでは「上野駅」と記入しました。
また、「上野駅」と記入した欄の上に青い車のマークが表示されているので、押して徒歩の表示に変更します。これでルートの作成終了です。
次に目的地の追加です。「上野動物園」と表示されている欄の下に青く「目的地を追加」と表示されていますので、そこを押し、次の目的地「アメ横市場」を記入します。
いくつか目的地を追加し、下図のようになりました。
下図は、「上野駅」から「上野動物園」、「アメ横市場」に寄って、「まぐろ人御徒町出張所」で食事をして「御徒町駅」に行くまでの経路(ルート)が作成可能でした。
基本的なGoogleマイマップの作り方や、基本的な地図の使用方法がわかってきたかと思います。まだまだ細かい使用方法をあげればきりがないですが、ここまでが基本です。
手書きでルートを書き込む
今回作った経路(ルート)マップを見ていたら、下図のような建物をすり抜けるルートが表示されました。
この建物をスルーするのはちょっと気が引けるので、まわり道を作ってみます。
上図のルートで避けたいところ(ここでは東京文化会館のあたり)にマウスをあわせ、クリック&ドラッグします。地図の下(南)側にドラッグしたら、うまくよけてくれました。
他にも方法があります。地図の上部に下図のアイコンがありますので、その中の「ラインを描画」のアイコンを押します。するとルートの途中から新しい道を追加保存することが可能です。
作成したGoogleマイマップにスマホアプリ(iPhone、Android)でアクセスする
iPhoneやAndroidではマイマップを作ることは可能でせんが、パソコンで作ったマイマップにアクセスすることは可能です。
使いかたは、
検索ボックスの左3本線のメニューアイコンをタップ
→一番上「マイプレイス」をタップ
→上部一番右「地図」をタップ
→見ることしたいマップをタップ
これで、自分自身が作った地図にアクセス可能です。
地図の共有
マイマップはパソコンで作成した地図を他人のパソコンやスマホとGoogleマップ上で共有することが可能です。
スマホアプリ(iPhone、Android)でマイマップを共有する
→検索ボックスの左の3本線メニューアイコン→マイプレイス→上部右の「地図(Android)」or「マップ(iPhone)」→見たいマップ→「地図の凡例」→「共有」
これで共有設定画面が表示されます。
パソコンでマイマップを共有する
他人と共有することも可能です。詳細は割愛しますが、「レイヤの追加」の右の「共有」をクリックすると、共有設定画面が表示されます。
ルートの共有
Googleマイマップには、地点を登録したレイヤとルートを登録したレイヤが分かれています。(ルートを登録する時点で別レイヤが作られます。)よって、地図の共有と同じ方法でに、ルート(経路)の共有も可能です。
Googleマイマップ・地図マーカーの消去・編集・非表示
作り方、使用方法の説明は終りましたので、足早に説明して行きます。
Googleマイマップは作成した地図マーカーを消去・編集でき、マイマップを見やすく表示可能です。
地図マーカーのタイトル・メモの編集
レイヤ名の下、「個別スタイル」から地図マーカーを編集可能です。
地図マーカーの消去
登録した地点の名前をクリックすると解説ウインドウが出てきますが、このウインドウの右下のゴミ箱アイコンで地図マーカーを消去可能です。
Googleマイマップを消去する
マイマップのタイトルの右の3点メニューアイコン→ゴミ箱に移動で作成したマップを消去可能です。
でも、頑張って作成したマップ全体が一瞬で消去されてしまうので、よくチェックしてください。
Googleマイマップを非表示にする
レイヤ名の左のレ点をクリックすると非表示になります。
Googleマイマップの使用方法「応用編」
Googleマイマップには更に応用した使用方法があります。
Googleマイマップや作成したルートをサイトに埋め込む
あらかじめ共有設定を「ウェブ上で一般公開」にしておき、マイマップのタイトルの右の3点メニューアイコン→「自分自身のサイトに埋め込む」で設定可能です。
Googleマイマップで作成した地図をインポート(合成)する
まず最初はマイマップで作成した地図をエクスポートします。
タイトルの右の3点メニューアイコン→KML、KMZにエクスポート→ダウンロード
このデータをインポート先の地図にインポートします。
レイヤを追加→インポート で取り込みたいファイルを選択すれば、保存終了です。