Facebookのシェア
フェイスブックにおけるシェアとは、単にいいねボタンを押したりコメントするのとは違い、自分自身で何かをニュースフィードに投稿する動作のことを指します。
フェイスブックでシェアをするのはとても簡単で、難しい使用方法や設定は必要ありません。シェアという言葉を「投稿」と同じ意味での使用方法をする場合もあります。
ここでは、フェイスブックにおけるシェアボタンの色々な使用方法や、コメントやいいねとの違いをご説明していきます。
シェアボタンを押すことの意味合いや使用方法を深く知ることで、より快適にフェイスブックを楽しむことが可能なようになるはずです。
シェアの種類
フェイスブックにおけるシェアとは色々な種類があり、バリエーション豊かな使用方法が可能です。
フェイスブック内での友達の投稿や、フォローしているFacebookページの投稿に対するアクションで、投稿者が公開範囲を設定していなければシェアすることが可能です。
自分自身のフェイスブックのニュースフィードにそのままシェアして投稿する使用方法を筆頭に、「コメントを付けてシェア」「メッセージとして送信」「ページでシェア」というような、主に4通りでシェアの使用方法を選ぶことが可能です。
シェアボタンを押すときにこの4通りの選択肢が表示されるので、自分自身の意図にあった投稿が可能なように選びます。自分自身以外にも、友達のタイムラインでシェアすることも可能です。
自分自身が投稿することも「シェアする」と表記される
以前までは、フェイスブックにおけるシェアと言えば、他人の投稿やFacebookページの投稿を拡散させる意味で行われてきました。
最近では、Facebookの仕様変更に伴い、自分自身がタイムラインに何かを投稿することも「シェアする」と表記されるようになりました。
このマイナーチェンジに気付き、若干戸惑った方もいると思いますが、通常通りの投稿と使い人は同じです。
Facebookで自分自身が所持している情報や伝えたい事柄を、みんなに「シェアする」という意味での使用方法なので、他人の投稿だけではなく、これから自分自身が行う投稿もシェアには違いありません。
いいねとの違い
シェアはいいねとは若干使用方法が違います。
シェアとは、他人や自分自身のFacebook上での投稿を、もっと他のたくさんの人にも知ってもらいたいときに使います。
いいねとは、その投稿の投稿者に対して「良かったですね」「素晴らしいですね」というメッセージ代わりのような使用方法をします。コメントでわざわざ言葉にして相手に伝えなくても、いいねを押すだけで好意的な意思表示が可能なのです。
世間の多くの人に知ってもらいたい有益な情報などは、シェアボタンでどんどん拡散していきますが、プライベートな投稿に関してはあまりシェアは使いません。
シェアするとどうなる?
シェアボタンを押すことによってどうなるかというと、単純に自分自身のタイムラインにシェアした投稿が流れることになります。
自らが起源となって発信する投稿ならそれは当たり前ですが、他人やFacebookページの投稿をシェアした場合、元の投稿者とは繋がりの無い人にも投稿を目の当たりにするチャンスが生まれます。
多くの人にシェアボタンを押されると、爆発的な拡散力を生むこともあります。
自分自身の個人情報を遠くの他人に知られたくない場合は、事前に個別の投稿設定や公開範囲設定をしておくことが必要です。
他人がシェアボタンを押して拡散した投稿については、シェアボタンを押した本人しか削除することが可能でせん。
Facebookでシェアする方法「パソコン」
Facebookでシェアをする方法は簡単で、パソコンからの操作でも投稿をシェアすることが可能です。
シェアの仕方によってタイムラインでの表示はどうなるのか、シェアの種類と共にご説明していきます。
単にシェアボタンを押して自分自身のタイムラインや友人のタイムラインに投稿を流すだけではなく、色々な使用方法が可能です。
スマホでの操作と違い、より詳細な色々なシェアの選択肢が表示されることも特徴です。
自分自身が運営しているFacebookページやグループでシェアしたい場合は、スマホではなくパソコンからの操作がオススメです。
シェアボタンを押す
シェアをするには、投稿の下に設置されているシェアボタンを押すことで行うことが可能です。
全部の投稿にシェアボタンが設置されているわけではなく、投稿者本人が公開設定を「友人のみ」など特定している場合にはシェアボタンは設置されません。
シェアボタンがある場合、ただそのままシェアするやり方と、コメントをつけてシェアするなどちょっと異なるやり方も可能です。
メッセージとしてシェアするという、タイムラインとは違い個人に向けてシェアする方法もあるので、それぞれの使用方法の違いもお伝えしていきます。
投稿をそのままシェア
他人やフォローしているFacebookページの投稿を、シェアボタンを押してそのままシェアするやり方です。
何か自分自身でコメントやメッセージを付けるなどのアクションは必要なく、シェアボタンを押すときに出てくる「自分自身のタイムラインでシェア」という選択肢を選ぶだけでOKです。
その投稿を横流しするようなイメージの使用方法です。自分自身のタイムラインがどうなるかというと、ただシェアした旨とその内容が表示されるシンプルな投稿がされます。
コメントやメッセージを添えているわけではないので、自分自身の感情は乗せずにただ情報だけを広めたいときに使います。
コメントを追加してシェア
ただそのままシェアする以外にも、コメントを追加して自分自身のタイムラインでシェアすることも可能です。
ただシェアするのと違い、シェアした本人の感情も一緒に伝えることが出来ます。「すごいです!」「感動しました!」など、わかりやすいコメントを加えると見ている人にも親切な投稿になります。
コメント無しのシェアと違ってテンションが伝わりやすい分、他の人の目にも留まりやすいと言えます。
「シェア希望」「拡散希望」などのコメントを添えることで、自分自身のシェアを見た人がさらにシェアを重ねてくれる可能性も高まります。
大規模で拡散したいときに使える手です。
メッセージとしてシェア
投稿を、メッセージとしてシェアすることも可能です。メッセージとしてシェアするとどうなるかというと、自分自身や他人のタイムラインには何も変化は起こりません。
メッセージとしてシェアした場合は、ダイレクトメッセージのような形で個人宛にシェアした投稿を送信する形になるからです。
個人的にどうしても伝えたいニュースがあった場合や、Facebookページの投稿をシェアするときに、マニアックな内容でも共感可能な人と分かち合うことが可能です。
世間にシェアするわけではないので、普通のメッセージの一環としてシェアするような形になります。
Facebookでシェアする方法「スマホ」
Facebookのアプリやスマホのブラウザからシェアを行う場合、パソコンからの操作とは違いシンプルなシェアの選択肢になります。
といっても、そのまま投稿するやり方や、コメントを添えるやり方、メッセージとしてのシェアなど基本的な種類は同じなので、不自由を感じることはありません。
プライベートな使用方法や、気軽にすぐシェアをしたい投稿が見つかったら、パソコンよりもスマホから操作した方が手軽に行うことが可能です。
手軽に可能な分、シェアした投稿を見た人の感情がどうなるかなど、ちょっと想像力を働かせることも必要なパターンがあるかもしれません。
シェアボタンを押す
スマホからシェアを行う場合でも、投稿の下部に設置されているシェアボタンを使うことになります。
シェアボタンを押すときにいくつか選択肢が表示され、「そのままシェア」「投稿する」「Messengerで送信」といった行動が選ぶことが可能です。
各選択肢の違いは、Messengerで送信する以外はタイムラインに表示されるということです。Messengerで送信する場合は、個人同士のプライベートなやり取りになります。
それぞれの細かな違いと、詳しいやり方をお伝えしていきます。
投稿をそのままシェア
投稿をそのままシェアする場合、「そのままシェア」というボタンを押すことでシェアが終了します。
友達の投稿や、フォローしているFacebookページの投稿を、自分自身が見たままの形で拡散したい場合に使います。余計な脚色を一切加えないシェアになります。
自分自身が何に興味を所持しているのか、どんなコミュニティに属しているのかを知らせるための手段にもなります。
自分自身が参加した結婚式やイベントの投稿をそのままシェアすれば、自分自身の日記的な使用方法も可能です。
コメントを追加してシェア
コメントを追加してシェアするには、シェアボタンを押すときに出てくる「投稿する」というボタンを押します。
ただ投稿をそのままシェアするのとは違い、詳しい説明や感想なども一緒に広めていくことが出来ます。
コメントを追加してシェアすることで、元の投稿者への好意的な意味合いでも使うことが出来ますし、より多くの人に見てもらえる可能性が高くなります。
やはり、コメントが無いシェアよりも、わかりやすい説明や感情が伝わるシェアの方が心に刺さりやすいということが言えます。
リンクを押して欲しい場合など、ビジネスチックな使用方法も可能なかもしれません。
メッセージとしてシェア
スマホからメッセージとしてシェアする場合、「Messengerで送信する」という選択肢を選びます。Messengerというフェイスブックのメッセージアプリをダウンロードしておくと、とてもスムーズです。
使う頻度は他のシェアに比較して低いので、Messengerで送信するとどうなる?と気になる方も多いと思いますが、投稿を個人的なメッセージとして送るような形になります。
タイムラインにシェアしてみんなに見てもらうというより、個人間で共有したいときに使うシェアの手段です。
他人にシェアするとどうなるかな?という余計な心配をする必要が無く、メッセージを送った相手にしかシェアの事実はわかりません。
Facebookのシェアを削除する方法
Facebookで1回シェアした投稿については、後から削除することも可能です。削除手順はパソコンもスマホも共通で、少ないステップですぐに行うことが可能です。
自分自身がシェアした投稿の右上にある「・・・」というボタンを押して、表示される選択肢の中から「削除」を選びます。
削除を選んだ後、もう1回削除の意思チェックが出るので、「投稿を削除」を押して完全に削除が出来ます。
削除するとどうなるかというと、友達のタイムラインからもシェアが見られなくなります。1回削除したら元には戻せないので、削除する前にちゃんとチェックしておきます。
自分自身の投稿を他人がシェアした場合は、シェアした本人しか削除ができないので注意が必要です。
Facebookのシェアの効果的な使用方法
Facebookをシェアするときには、ただ自分自身のタイムラインに投稿をシェアする以外にも、もっと細かな設定で効果的な使用方法が出来ます。
シェア自体の公開範囲を設定して、見られる人に制限をかけることも可能ですし、友達のタイムラインやFacebookページにシェアすることでもっとたくさんの人に投稿を広めることも可能です。
それぞれの効果的な使用方法や、シェアの仕方を活用したことによってどうなるのかも含めてお伝えしていきます。
シェアの公開範囲を設定する
自分自身がシェアする時に公開範囲を設定することが出来ます。これはFacebookのアカウント全体で設定することも可能ですし、投稿ごとに設定することも可能です。
シェアボタンを押したときに一緒に表示される選択肢を開くことで、「公開」「友達のみ」「一部を除く友達」「自分自身のみ」といった細かな設定をすることが可能です。
公開範囲を設定しておけば、自分自身の投稿をさらに他人がシェアすることが出来なくなります。
投稿自体を自分自身の管理下でコントロールしたい場合には必ず公開設定をしておくべきです。そうしないと、意図しない形でどんどん拡散されていく可能性もあります。
友達のタイムラインにシェアする
友達のタイムラインにシェアすることも可能です。これをすることによってどうなるかというと、友達のタイムライン上にあなたの投稿が表示されるようになります。
すでにニュースフィードにある投稿を友達のタイムラインにシェアするというよりも、あなたからのメッセージを友達のタイムラインにシェアするような使用方法になります。
お誕生日に、お祝いのメッセージが投稿されることが多いです。
自分自身のタイムラインに他人が何かをシェアすることを制限する設定も可能なので、もし対象の友達が制限をかけていた場合にはシェアすることが出来ません。
グループにシェアする
シェアする時の詳細な選択肢の中には、「グループにシェア」という選択肢もあります。
あなたが何かFacebookのグループに属していれば、自分自身のタイムラインではなくグループ内だけで共有することも可能です。
グループを作っているということは、タイムラインを見る人よりも、より近い属性や興味関心がある人達が集まっているはずなので、コアなテーマの投稿をシェアするときに役立ちます。