- 「自己割り当てIPが設定されているため ~」
- 「自己割り当てIPが設定されているため ~」の原因
- 「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法
- 「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法②
- 「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法3
- 「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法4
「自己割り当てIPが設定されているため ~」
Macを利用している皆さんは、WiFiが繋がらなくなった、インターネットが使えなくなったなどのトラブルを経験したことはありますか?
WiFiが繋がらなくなった理由は、「自己割り当てipが設定されているため」かもしれません。
ネットの状況をチェックしてみると、このように「自己割り当てipが設定されているためインターネットに接続できません」といった表示が出ていることがあります。
今回の記事では、「自己割り当てipが設定されているため~」の意味について、またこの対処法についてを説明していきます。
どういう意味?
まず、「自己割り当てipが設定されているため~」とは一体どういう意味なのと思いますか。
また、なぜ自己割り当てipが設定されていると、インターネットに繋がらないのか。
分からないという方も多くいらっしゃるかと思います。まず、パソコンというのはルーターに「IPアドレス」を与えられることで、インターネットへの接続が可能になります。
「自己割り当てipが設定されているため~」という表示がでたということは、「IP」に問題があるから接続ができないという意味になります。
正しいIPアドレスでないためWiFiに接続できない
インターネットに接続するときに関わってくるのが、IPアドレス。通常のIPアドレスは、「192、168、XXX、XXX」と表示されます。
しかし、正しく割り当てられていないと「169、254、XXX、XXX」と、別のIPが自動的にパソコン側が設定します。
しかし、こうなるとパソコンはインターネットに接続できないのです。
なんらかの不具合で、ルーターがパソコンにIPを正しく与えられることができなかった、またパソコンがIPアドレスを正しく認識することができなかったなどの問題が考えられます。
インターネットに接続するのでには、ルーターから与えられるIPアドレスが必須。
そのIPアドレスが正しく与えられない原因は、さまざまです。
ルーター・パソコンの不具合、ルーターの初期不良、誤ってネットワークの設定をいじってしまったが故に起きた不具合・・・この不具合を解消するのでには、まず最初は原因を突き止める必要があります。
次の項目からは、「自己割り当てipが設定されているため~」の表示が出たときの原因を説明していきます。
「自己割り当てIPが設定されているため ~」の原因
「自己割り当てipが設定されているため~」と表示がでてしまうときの原因をチェックしていきましょう。
自分自身が下記の原因に当てはまっていた場合、どうにか対処する必要があります。
インターネットに繋ぐには1つ以上のルーターが必要
インターネット・WiFiに接続するのでには、ルーターが必要にになります。
モバイルルーターや固定回線のルーターなど、種類はさまざま。普段WiFiを使用しているという人は、必ず所持していると思います。
予期せずルーターが2つ以上になっている可能性
ルーターに不具合がおきている、あるいは「意図せずルーターが2つ以上になってしまっている」可能性もあります。
パソコンとルーター間で正しく認識がおこなわれず、結果としてネットに接続ができないという状況に陥ります。
これは、ルーターで直接ネットへ接続せず、ほかのパソコンなどの媒体と「共有」してネットに接続しようとしている時に起こりえる状態です。
パソコンが「ルーター」として機能することもあるということになります。
なので、複数パソコンを所持していたりすると意図せずルーターが2つ以上になってしまうということがあるのです。
もしルーターが2つある状態になって、パソコン側が正しく認識できていないという場合は「設定の見直し」や、「ルーターに直接接続するように設定」するなどの対処法が必要になります。
「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法
それでは、「自己割り当てIPが設定されているため~」という表示がでてしまった場合の対処法を説明していきます。
主な対処法は4つです。それぞれチェックをしていきましょう。
まず最初は「再起動」。ルーター、パソコンの不具合が原因である場合の対処法です。
原因が明確でない時でも使える手法ですので、ぜひお試しください。
「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法②
「自己割り当てIPが設定されているため~」の表示がでたときの対処法その2は、ファイアーウォールの設定などを見直してみる方法になります。チェックしていきましょう。
ファイアーウォールをOFFにしてDHCPリースを更新する
ファイヤーウォールをOFFにして、DHCPリースというものを更新することで解決することがあります。
ファイアーウォールの設定は、システム環境設定から変更することが可能です。
システム環境設定の中に、「セキュリティとプライバシー」という項目があるかと思います。
セキュリティとプライバシーを開くと、ファイアーウォールの設定タブがあります。
ファイアーウォールのタブをクリックで選択すれば、ON・OFFの設定が可能になります。
まず最初は「ファイアウォールを切にする」を押して、オフにしてみましょう。
ファイアーウォールをオフにしたあと、ネットワークの設定を開き「TCP、ID」タブの中から「DHCPリースを更新」というボタンを探してください。
この更新ボタンを押し、OKを押して設定を適用させます。
ファイアーウォールをオフにするのは、あくまで「一時的」です。
WiFiに接続できない不具合が解決したら、設定を元に戻しておきましょう。
「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法3
「自己割り当てipが設定されているため~」の表示がでたときの対処法その3は、WiFiの再接続です。
1回ネットワークを切ってから、再接続する。WEPキーを記入しなおすことで、不具合が解消されることがあります。
ネットワークを探してWEPキーを記入し直す
接続しているネットワークを1回消去したあと、再び接続したいWiFiを探します。
接続するときは、再び「パスワード」を記入しなおすことになっているはずです。
再接続をすることで、不具合が解消されることがあるので試してみましょう。
また、ルーターによって違いはありますが、ルーター1つで2つのSSIDがある場合があります。WEPとWPAの2種類です。
なので、もう1つの方のSSIDに接続をしてみるというのもひとつの手です。WEPキーはゲーム機用、WPAがパソコン用とされています。
この対処法は、「初めてWEPキーを記入した時に記入ミスがあった」時に有効な手段です。
はじめて接続するという時、キー(パスワード)は長いですから、1回は間違えるということもあると思います。
キー(パスワード)が1文字でも異なると、インターネットの接続はできません。
新しいWiFiルーターを購入して、初めて設定したという時にこの不具合がでた場合は、まず再接続を試みましょう。
もしそれで駄目なら、初期不良ということもあります。再起動、設定の見直しても駄目なら、問い合わせなどをする必要があると思います。
「自己割り当てIPが設定されているため ~」の対処法4
「自己割り当てipが設定されているため~」の表示がでたときの対処法その4は、DNSサーバー値です。
値が正しく記入されていないことが、不具合の原因となることもあります。
DNSサーバー値を正しく記入することで。問題が解消される場合もあります。
しかしこの方法は、ネットワークに正常に接続できている機器からDNSサーバー値をチェックしなければなりません。
なので、インターネットに接続できている機器が1台以上あることが条件となります。
DNSサーバーの値をチェックする
まず最初は、正常にWiFi、インターネットに接続できている機器からDNSサーバー値をチェックします。
DNS値のチェックは、ネットワークの「DNS」タブから可能です。
この値を、どこかにメモしておきましょう。
あとは、WiFi、インターネットに接続できていないパソコンのDNS値をチェックします。
この時、メモを取ったDNS値と異なる場合は、正しいDNS値を記入する必要があります。
プラスボタンで、値を記入することが可能です。
もし、複数パソコンなどが家にあって、自分自身のパソコンだけインターネットに接続ができていない!という時は、別のパソコンからDNSサーバー値をチェックしてみてください。
Macパソコンが「自己割り当てipが設定されているため~」と表示がでてネットに繋がらない時の対処法は以上になります。
いかがでしたか?いくつか原因が考えられる不具合です。上記の対処法をそれぞれ試して、不具合を解消しましょう。
パソコンを買ったて、ルーターを買ったてという時は特に、WEPキーの記入ミスなどが多いようですよ。一文字でも間違っていると、正しく接続ができないので気を付けてください。