Facebookページの管理者を追加する方法
まず最初はFacebookページの管理者を追加する方法についてご解説いたします。
現在はFacebookページの管理者に設定可能な人数の上限は設けられていません。必要な人数分だけ操作を繰り返し、管理者を追加していきましょう。
パソコンのブラウザから操作する(スマホアプリ非対応)
Facebookページの管理者の追加操作は基本的にスマホアプリではなくパソコンのブラウザから行います。
スマホからの場合は「Facebookページマネージャ」というスマホアプリを入れることで操作が可能になりますが、Facebook自体のスマホアプリからは操作ができないためパソコンのブラウザに比較してちょっと不便です。
ここではパソコンのブラウザからFacebookページの管理者となるユーザーアカウントの追加を行う手順をご解説いたします。
ページの役割をクリック
左側の一覧から「ページの役割」を押します。
名前、メールアドレスを記入し管理人として追加したいユーザーアカウントを選択
画面右側中央に「新しいページの役割を割り当て」という項目があります。このボックスに管理者として追加したいユーザーアカウントの名前あるいはメールアドレスを記入します。
名前あるいはメールアドレスを記入すると下にユーザーアカウントの候補が表示されるので、該当のユーザーアカウントを押します。
編集者と表示されている部分を押し権限を管理者に変更
「編集者」と表示されている部分を押して、権限の一覧から「管理者」を選びます。
保存ボタンを押しパスワードを記入すれば終了
ユーザーアカウントとページの役割である権限が選択できたら「追加する」を押します。
本人チェックのためパスワードを記入するよう指示されますので、自分自身のアカウントのパスワードを記入して「送信する」を押します。
これで相手のアカウントに招待メールが届きますので、相手がそれを承認すれば終了です。承認前であれば「既存のページの役割」欄から招待のキャンセルを行うことも可能です。
Facebookページの管理者を変更、消去する方法
続いて、Facebookページの管理者の権限を変更あるいは消去する方法をご解説いたします。管理担当者が交代した場合などに必要な操作です。
ただし、Facebookページの管理者は最低でも1人の登録がされていなければいけません。
自分自身しかいない状態で自分自身のアカウントを管理者から外したり消去したりすることは可能でせんので、あらかじめ変更後に管理者となるユーザーアカウントを追加してから作業しましょう。
パソコンのブラウザから操作する(スマホアプリ非対応)
Facebookページの管理者の権限を変更あるいは消去する操作は管理者の追加と同様、基本的にスマホアプリではなくパソコンのブラウザから行います。
こちらもスマホからの場合は「Facebookページマネージャ」というスマホアプリを入れることで操作が可能になりますが、やはりFacebook自体のスマホアプリからは操作ができないためパソコンのブラウザと比較してちょっと不便です。
ここではパソコンのブラウザからFacebookページの管理者の権限を変更あるいは消去する手順をご解説いたします。
ページの役割をクリック
左側の一覧から「ページの役割」を押します。
既存のページの役割から変更したい人を選択
下にスクロールすると「既存のページの役割」の項目があります。この中から役割の権限を変更あるいは消去したいユーザーアカウントの右側にある「編集する」を押します。
管理者と表示されている部分を押し権限を管理者以外に変更
「管理者」と表示されている部分を押して、変更後のページの役割を選びます。該当のユーザーアカウントを消去したい場合は、左下にある「消去」を押します。
保存ボタンを押しパスワードを記入すれば終了
変更できたら「保存」を押します。
本人チェックのためパスワードを記入するよう指示されますので、自分自身のアカウントのパスワードを記入して「送信する」を押します。
ページの役割である権限の変更が終了し、新しい役割の名前が表示されました。
Facebookページの管理者は複数指定可能?
Facebookページの管理者を追加したり変更したりする方法は分かりました。では、管理者の追加は何人でも可能なのでしょうか。また複数人で管理するメリットと気を付ける点をチェックしておきましょう。
ページの管理者は複数指定可能
冒頭でもちょっと触れましたが、Facebookページの管理者は複数指定が可能です。更に「何人まで」という上限がありません。
Facebookページを複数人で管理するメリット
Facebookページを複数人で管理するメリットは次の3つです。
まず最初は、1人で管理しているとその担当者が退職した場合などに更新がストップしてしまう点です。複数人で管理していれば、1人が欠けてしまったとしても変わらず更新を続けることが可能です。
2つ目は、管理者が万が一アカウントのパスワードを忘れてしまいログインできなくなった場合にフォローしてもらえる点です。パスワードを忘れると最悪、自分自身のアカウントを作り直さなければいけませんが、Facebookページについては別の管理者が再度招待してくれるので引き続き管理することが可能です。
そして、悪意のある管理者が企業や団体のイメージを損なうような投稿をすることを防げる点です。あまり多くはないでしょうが、可能性はゼロではありません。
Facebookページの役割
Facebookページには「管理者」「編集者」「モデレータ」「広告主」「アナリスト」「ライブ寄稿者」の6つの役割があります。それぞれの権限は以下の通りです。
| |管理者 |編集者 |モデレータ |広告主 |アナリスト |ライブ寄稿者|
ページの役割と設定の管理 | ✔ | |||||
ページの編集とアプリの追加 | ✔ | ✔ | ||||
ページとして投稿を作成、消去 | ✔ | ✔ | ||||
モバイル機器からページとしてライブ配信 | ✔ | ✔ | ✔ | |||
Facebookページとしてメッセージを送信 | ✔ | ✔ | ✔ | |||
ページへのコメントや投稿への返信と消去 | ✔ | ✔ | ✔ | |||
ページから利用者を消去してブロック | ✔ | ✔ | ✔ | |||
広告、プロモーション、投稿の宣伝の作成 | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ||
インサイトを表示する | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | |
ページとして公開した人のチェック | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ | ✔ |
それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。
管理者
管理者はFacebookページの操作にかかわる全部の権限を所持しています。他のユーザーアカウントを招待するのは管理者のみが行える操作です。
モデレータ
モデレータはメッセージのやり取りやコメントの返信などを行う権限を所持しています。投稿そのものを行うことは可能でせんので、最低限の運用を担当させる場合はモデレータとして追加すると良いでしょう。
広告主
広告主は広告、プロモーション、投稿の宣伝の作成・表示を行うことが可能な権限を所持しています。またプロモーションを行ったときのレポートを見ることも可能です。
アナリスト
アナリストは広告、プロモーション、投稿の宣伝表示とプロモーションを行ったときのレポートを見ることが可能な権限を所持しています。プロモーションの分析を担当させる場合にはアナリストとして追加すると良いでしょう。
ライブ奇稿者
ライブ寄稿者は、ライブ動画の配信のみを行う権限を所持しています。活動の様子を配信したり企業を解説したりするマーケティング的な部分のみを担当させる場合にはライブ寄稿者として追加すると良いでしょう。