AndroidをUSBケーブルでパソコンと接続してメディアファイルのやり取りを行うとき、2つのモード「MTPモード・PTPモード」があることを知っているでしょうか?
それぞれのモードの特性が異なり、可能なことやパソコン接続時の動作が異なります。
MTPモード
MTP(メディア転送プロトコル)は、写真や画像などのメディアファイルを転送可能なモードです。
MTPモードでパソコンと接続すると、Androidに保存されている写真や動画ファイルにアクセス可能なようになるほか、パソコンからAndroidに各種メディアファイルをコピーすることも可能です。
最近発売されている大半のAndroidはMTPモードに対応しています。
PTPモード
PTP(写真転送プロトコル)は、Androidに保存された写真を転送可能なモードです。
MTPモードと違って写真転送しかできないため、最新のAndroidではPTPモードの上位版であるMTPモードが使えるようになっていることが多いです。
AndroidのUSB接続の「MTPモード」「PTPモード」の切り替え方法
AndroidをパソコンとUSB接続したときにMTPモードやPTPモードを切り替えることが可能です(機種によってはどっちか片方しか選択できません)。
接続するとこのような画面が表示されます。(MTPやPTPといったワードが省略されていることもあります)
MTPモード・PTPモードと書かれていたらわかりやすいですが、上記画像のように表示されていないこともあります。
その場合は、
写真(画像)を転送:MTPモード・PTPモードのどっちか
メディアデバイス:MTPモード
ファイルを転送:PTPモード(Androidのあらゆるファイルにアクセス可能なモード)
と判断するようにしてください。どっちか片方しか存在しない場合は、パソコン側で動画ファイルを開けるかどうか確かめましょう。
動画ファイルも開けた場合はMTPモード、写真しか見れなかった場合はPTPモードと判断しましょう。
ちなみに、充電のみを選びた場合はAndroidのファイルにパソコンからアクセス可能でせん。
間違えて「充電のみ」にしてしまった場合はUSB接続をやり直して、再度USB使用モードの選択画面を出しましょう。