Windows7のパソコンでWindows Updateを用いてアップデートを行おうとすると、「現在サービスが実行されていないため、Windows Updateで更新プログラムをチェック可能でせん。」とエラーが表示されてWindows Updateがヘマをしてしまう現象の発生報告があります。
Windows10のパソコンではこの症状は発生せず、Windows7環境のみで発生するようです。
この症状の原因は2017年12月4日のWindows Update・およびアップデートサーバーが問題となっており、これによりWindows7でアップデートがチェックできない症状が発生してしまいます。
このタイミングでWindows7のアップデートを止めていたユーザーの場合、現在でもアップデートがヘマをしてしまうわけですね。この場合の対処法ですが、バッチファイルを作ってWindows7のWindows Updateが正常に実行可能なようにしましょう。
メモ帳を開いたら、下記のコマンドをペーストて「ファイル」メニューの「名前を付けて保存」からファイルの保存ダイアログボックスを呼び出し、「repair、bat」と名前を付けて保存しましょう。
net stop wuauserv
cd %systemroot%
ren SoftwareDistribution SoftwareDistributionold
net start wuauserv
net stop bits
net start bits
net stop cryptsvc
cd %systemroot%\system32
ren catroot2 catroot2old
net start cryptsvc
あとは、作成したrepair、batファイルを右押して「管理者として実行」をクリックすることでバッチファイルが実行されます。コマンドプロンプトが表示されて各種処理が始まるので、処理が終了するまで待ちましょう。処理が終了したらコマンドプロンプトが閉じるので、Windowsを再起動しましょう。
再起動後に「更新プログラムをチェック」ボタンを押して正常にWindows Updateが行われれば終了です。