パソコンのメールソフト・Mozilla Thunderbirdには「送信済みトレイ」というものがあります。送信済みトレイには、自分自身自身が他のメールアドレスに向けて送信したメッセージが保存されるようになっています。
送信トレイとの違い
環境によっては、「送信済みトレイ」と「送信トレイ」の2つの送信と名の付くトレイが作成されてしまっていることもあります。この送信トレイは一体何なのかと言いますと、「ローカルフォルダーに用意されている送信トレイ」です。特に気にしなくても問題はありません。自分自身自身が送信したメールは送信済みトレイに入る、とだけ覚えておけば大丈夫と思います。
Thunderbirdの送信済みトレイまわりのトラブルシューティング
Thunderbirdの送信済みトレイまわりのトラブルシューティングについて解説します。
送信済みトレイが消えた・表示されない場合
Thunderbirdを使用していて、送信済みトレイが消えた・表示されないという現象に遭遇することもあります。
この場合の解決法はシンプルです。メールを作って送信を行ってみましょう。メールの送信が終了すると、メールアカウントの一覧に送信済みトレイが表示されるようになります。
送信済みトレイが保存されない場合
レアパターンですが、メールの送信後にエラーが出て送信済みトレイとして保存できないというパターンもあります。
まず最初は、設定をチェックしてみましょう。メールアカウントを右押して開き、メニューの「設定」を押します。
アカウント設定ウィンドウが表示されるので、左側メニューの「送信控えと特別なフォルダー」を押しましょう。
送信控えと特別なフォルダーの項目一覧が表示されるので、送信控え項目の「メッセージ送信時に自動的にコピーを作成する」のチェックボックスがオンになっているかチェックしましょう。
これでメールの送信時に送信済みトレイと同期され、送信済みトレイにメールが保存されるようになります。
もし送信済みトレイに保存されているメールのデータ容量が4GBを超えている場合、4GB以下のデータサイズにしなければメールが保存されません。メールの整理を行って容量を空けましょう。