Windowsのパソコンでは、バックグラウンドで色々なプロセスが動作しています。動作しているプロセスの中には必要なものから不必要なものまで色々なものが混ざっているため、必要のないプロセスは停止してCPUの負担を下げ、パソコンの動作を軽くしたいと考えるユーザーも多いかと思います。
今回ご解説するのは、svchost、exeです。svchost、exeとは、WindowsNT系のOS(Windows10など)で多くのWindowsサービスを担当しているシステムのプロセスになります。多くのサービスを担当していると書いている通り、svchost、exeは1つだけではなく複数のプロセスが動作しています。
svchost、exeの場所は「C:\Windows\System32\svchost、exe」となっています。
svchost、exeは停止出来る?
svchost、exeは停止出来るのかどうかの結論を先に述べると、「停止可能」です。ただし、全部のsvchost、exeを停止していいわけではなく、必要のないサービスを停止させることで余計なsvchost、exeを起動しないようにするといった形になります。
タスクマネージャーでsvchost、exeをチェックしてみると、このように複数のサービスを受け所持していることがチェック可能です。ここから不要なサービスをチェックして、サービスの停止を行うことでsvchost、exeを1つずつ停止させることが可能です。ただ、重要なシステムのプロセスについては停止できない点に注意しましょう。
svchost、exeがCPU使用率が高く重い場合の対処法
svchost、exeのCPU使用率が高くなってしまい、パソコンが重くなってしまうこともあります。svchost、exeが重いという症状が現れた時の原因は大半がWindows Updateに関わるプロセスによるものです。
まず最初はデスクトップ画面左下のスタートボタンを押してスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「サービス」を押しましょう。
サービスの一覧が表示されるので、「Windows Update」を開きましょう。
Windows Updateのプロパティが開きます。「サービスの状態」が実行中になっていると思いますので、「停止」ボタンを押してサービスを停止させましょう。これでsvchost、exeのCPU使用率が下がります。
ただし、svchost、exeによって重くなっていたということはWindows Updateに関わる動作をしていたということです。時間のある時にサービスをオンにして、処理を終了させておくことをおススメします。