iPhoneやiPadが使いたいのに「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」というメッセージが表示されて使えない時があります。
「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」というメッセージ表示されiPhoneやiPadが使えなくなる理由は、パスコードの記入を間違えたからです。実はパスコードを記入ミスするとペナルティがあります。
6回記入ミスをすれば1分間、7回記入ミスをすれば5分間使用できなくなります。
このパスコードのミスは11回までは記入可能ですが11回目をミスしてしまうと「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」というメッセージ表示され、ロックがかかりiPhone、iPadが使えなくなります。
知らずに11回ミスしてしまった・・・ロックを解除してiPhoneを救出する方法はないの?というユーザーの方の為にここでは、「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」となった場合の対処法を解説します。
「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」の対処法
それでは「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」というメッセージが表示された時の対処法を解説します。
対処法はパソコンを所持しているユーザーと所持していないユーザーで対処法が違います。パソコンを所持しているユーザーの人はiTunesを使った対処法あるいは「iPhoneを探す」を使った対処法をパソコンを、所持してないユーザーは「iPhoneを探す」を使った対処法を選んでください。
1、iTunesを使う(バックアップあり)
まず最初はパソコンを所持していてiPhoneのバックアップもとっているユーザーの方の対処法です。このパターンは比較的簡単に対応可能です。
iPhoneとiTunesが同期しているパソコンに接続してiTunesを起動させます。iTunesが開いたらiPhoneのマークを押してください。
次に「iPhoneを復元」を押してください。バックデーターの日付をチェックして復元したいデーターを選択すれば復元されます。
しかし場合によっては、パスコードを求められる時があります。パスコードを求められても分からない人は下記の「パソコン有り、バックアップなし」のリカバリーモードから復元する方法で復元してください。
2、パソコン有り、バックアップなし
まず、パソコンでiTunesを起動させてください。iTunesが起動したら、iPhoneをリカバリーモードで起動します。リカバリーモードはiPhoneの機種ごとに異なるので、お持ちの機種のリカバリーモードにする方法を下記の解説からご覧になってください。
iPhone X 以降、iPhone 8 、 iPhone 8 Plus
①iPhone X 以降、iPhone 8 、 iPhone 8 Plusの場合、サイドボタンと音量を上げるあるいは下げるボタンを同時に押します。
②画面に電源オフのスライダが表示されたら、ドラッグして電源を切ってください。
③サイドボタンを押しながらパソコンとiPhoneをUSBケーブルで繋ぎます。
④iPhoneにリカバリー画面が表示されるまでサイドボタンを押し続けてください。
iPhone 7、iPhone 7 Plus
①サイドボタンを電源オフのスライダが表示されるまで長押しします。
②電源オフのスライダが表示されたら、スライダをドラッグしてiPhoneの電源をオフにします。
③電源をオフにしたら音量を下げるボタンを押しながらiPhoneとパソコンをUSBケーブルで繋ぎます。
④iPhoneにリカバリー画面が表示されるまで音量を下げるボタンを押し続けてください。
3、「iPhoneを探す」を使った対処法
Appleの公式サイト、iCloudを使う対処法もあります。まず最初は下記のリンクからiCloud、comを開き、サインインします。
iCloud
iCloudが開いたら「iPhoneを探す」を押します。
「iPhoneを探す」が開いたら「すべてのデバイス」を押して消去したいiPhoneを押します。
右上に選びたiPhoneのメニューが表示されるので「iPhoneを消去」を押します。これでiPhoneが初期化されます。
この方法ならパソコンないので困っていたユーザーの方でも初期化可能です。しかしこの方法を使うには、他の端末が必要です。家族のiPhoneやiPadからでも自分自身のiPhoneを初期化可能です。
「iPhoneを探す」で初期化できたら次はiPhoneを復元させていきます。
まず最初はiPhoneの電源ボタンを長押ししてiPhoneを起動させてください。
iPhoneが開いたら言語設定などの設定を行いWifiに接続してください。
Wifiに接続できたら「バックアップからの復元」を押します。Apple IDとパスワードを求められるので、記入してiCloudにログインしてください。すると使用可能なバックアップが一覧で表示されるので、最新のデータを選びてください。これで復元は開始されます。
もしもの時の為に自動初期化設定をオフにする
iPhoneには11回パスコードを記入すると自動的に初期化される機能があることをご存じですか?パスコードを11回間違えることは基本的にあまりないので知らなかったユーザーもいらっしゃると思います。
この機能は自分自身以外の人物がiPhoneを見ようとした時、セキュリティとして活躍する機能です。しかし場合によっては、子供などがうっかりiPhoneに触ってしまい、パスコードを11回間違えてしまうとiPhoneが初期化されてしまいます。セキュリティを強化したい人はオンで問題ありませんが、不安がある人は自動初期化設定をオフにしておいてください。
まずiPhoneの「設定」を開き「Face IDとパスワード」を押します。
「Face IDとパスワード」が開いたら一番下までスクロールをし「データを消去」をオンあるいはオフにしてください。
バックアップできるなものは?
iPhoneのすべてをバックアップ取れるわけではありませんが、電話帳、メール、アプリの情報、画像、動画、音楽などです。
それだけできれば十分というユーザーの方も多いと思います。しかしiPhoneの空き容量がなければバックアップを取ることはできません。
容量が足りない場合はパソコンに保存するなど対処してください。
LINEのバックアップ
アプリの中でも大事な情報がたくさんあるLINEアプリのバックアップは必ず取得したいというユーザーの人は多いと思います。LINEのトーク履歴のバックアップを取得するにはまずLINEアプリを使いバックアップを取っておく必要があります。
LINEアプリを起動させ左上にある歯車を押します。
するとLINEの「設定」が開くので「トーク」を押します。
「トーク」が開いたら「トークのバックアップ」を押します。
「トークのバックアップ」が開いたら「今すぐバックアップ」を押してください。
これでLINEのトークのバックアップが取れます。LINEのトーク履歴に大事な情報がある人は小まめにバックアップを取っておきましょう。
まとめ
「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」となった場合の対処法を解説しました。「iPhoneは使用できません」「iTunesに接続」と表示されないようにするのでには1番にパスコードを忘れないようにすることが大事です。
中にはセキュリティ強化のためにパスコードを複雑なコードにしているユーザーの方もいらっしゃると思います。
確かに複雑なパスコードはセキュリティ強化になりますが、忘れてしまっては意味がありません。手帳などにメモをしておくなど自分自身にあったパスコードを忘れないための対処法をしておきましょう。
また「iPhoneは使用可能でせん」「iTunesに接続」と表示された時だけではなく、いつiPhoneのバックアップが必要になるか分かりませんので、小まめにバックアップも取っておきましょう。