パソコンのファンがうるさい
みなさんはWindowsのパソコンを使用していてパソコンのファンが回りっぱなしで「うるさい」と思ったことはないと思いますか?
パソコンのファンが回りっぱなしでうるさくなるのは、CPUやGPUに高負荷がかかっているときが大半です。
CPUやGPUに負荷のかかる処理と言うと以下のようなものです。
・圧縮ファイルの作成・解凍
・大量の画像・動画の変換・エンコード
・スペックを要求するゲーム
もちろんこれら以外にも負荷のかかるものもありますが、負荷のかかる処理を長時間しているとCPUやGPUなどのパーツの温度が上がらないようにファンが回り続けるようになります。
ファンの役割
ファンはうるさいだけのものと思うかも知れませんが、そうではありません。
ファンが回っていないとCPUやHDDなどのパーツの温度が上がりすぎて溶けてしまい、物理的にパソコンが壊れてしまうことがあります。
また、熱暴走を起こして性能が低下してしまう現象も防ぐこと抑えることが出来るため、パソコンにとってファンはとても重要な役割を持ちます。
特に、ノートパソコンはデスクトップパソコンの違ってパーツが密集していて排熱可能なスペースが少ないので、ノートパソコンにとってファンは必要不可欠とも言えます。
Windows10のパソコンのうるさいファンを制御して静かにさせる方法
ファンがうるさくなる原因は、CPUやGPUに負荷がかかって使用率が上がる時です。
Windows10にはCPUの最大使用率を制御することができ、最大使用率を抑えることでファンの回転数も制御すること可能なので、そのやり方を解説します。
スタートメニュー右押して「電源オプション」を開いてください。
「電源の追加設定」を押します。
次に⦿がついているプランの右にある「プラン設定の変更」を押します。
「詳細な電源設定の変更」を押します。
電源オプションの詳細設定画面が開くので、項目の中から「プロセッサの電源管理」を見つけ出して開きます。
「システムの冷却ポリシー」を開き、「パッシブ」に変更します。
次に「最大のプロセッサ状態」を70~80%程度に変更します。
変更したら「適用」を押して詳細設定ウインドウを閉じます。
これでCPU使用率が制限されて温度が上がりにくくなり、回りっぱなしになってしまうファンの回転数を抑えることが可能です。