Windows10のマルチディスプレイ環境で、ディスプレイ毎に拡大率を変更可能なのをご存知と思いますか。
「ディスプレイが大きいから文字も大きいほうがいい」などの理由でディスプレイ毎に拡大率を変更したいというパターンはあると思いますが、ここではディスプレイ毎の拡大率の変更方法をご説明していきます。
拡大率を変更する方法
デスクトップ画面左下のスタートボタンを押して、「設定」ボタンを押します。
Windowsの設定ウィンドウが表示されるので「システム」を押しましょう。
設定画面が開いたら、左側メニューの「ディスプレイ」を押しましょう。右側にディスプレイ項目が表示されるので、拡大率を変更したいディスプレイを押して選びます。
そのまま下方向にスクロールして「拡大縮尺とレイアウト」の「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」のボックスから拡大率を変更することが可能です。拡大率は100%・125%・150%・175%の4つから選択可能です。
カスタムの拡大率を設定する
カスタムの拡大率を設定したい場合は「表示スケールの詳細設定」を押しましょう。
「カスタムスケーリング」の記入フォームに設定したい拡大率を記入することで、100%~500%の間で自由に拡大率を設定することが可能ですよ。記入したら「適用」ボタンをクリックすればその拡大率に変更されます。
拡大率を元に戻したい場合
拡大率を元に戻すには「拡大縮尺とレイアウト」の「テキスト、アプリ、その他の項目のサイズを変更する」のボックスを「100%」にしましょう。
デフォルトの拡大率が100%なので、元に戻すことが可能です。
Windows10では「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」のオプションはない?
Windowsの以前のバージョンには存在していた「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」の項目が設定画面にないため、どこにあるのか知りたい人もいると思います。
結論から述べると、「すべてのディスプレイで同じ拡大率を使用する」の項目は無くなってしまったようです。同じ拡大率を使用するには、上記で解説した拡大率の設定方法をディスプレイ毎に設定しましょう。