WindowsでSDカードなどのメディアにアクセスしようとした時に「ディレクトリ名が無効です。」と表示されてアクセスできなくなってしまったことはありませんか?
この現象は、外付けHDDをUSB接続した時やSDカードをパソコンに挿入した時、光学ドライブにCD・DVDを挿入した時に起こります。このエラーが起きるとメディアに保存しているjpgなどの画像ファイルやmp3などの音楽ファイルを開く・消去・コピーといった操作が行えなくなるので困ってしまいます。
ここでは、「ディレクトリ名が無効です。」と表示されてメディアへのアクセスやメディア内jpg画像などのファイルのアクセス・コピー・消去ができなくなってしまった時の対処法をご説明していきます。
Windows10で「ディレクトリ名が無効です」と表示される場合の対処法
それでは、Windows10で「ディレクトリ名が無効です。」と表示される場合の対処法を説明します。
パソコンを再起動する
パソコンを使用していて不具合が発生した場合、とりあえず再起動を試してみることで不具合を改善可能な可能性があります。「ディレクトリ名が無効です」エラーが発生する場合も、パソコンの再起動でエラーが改善される可能性があるので、まず最初は再起動を行ってみましょう。再起動後にメディアにアクセス可能なかどうかチェックしてみてください。
接続先を変更してみる
外付けHDDやUSBメモリなど、USBポートに接続を行うメディアの場合は別のUSBポートに接続してアクセス可能なかどうか試してみましょう。
この時、別のUSB機器があればそれを接続して反応するかどうか試してみることをおススメします。
デバイスを一時的に無効にする
デバイスが正しく認識されていない場合は、一時的にデバイスを無効化してみましょう。
「Windowsキー+Xキー」を同時押しするとデスクトップ画面左下にメニューが表示されるので、「デバイスマネージャー」を押しましょう。
デバイスマネージャーが表示されたら、エラーの起きるデバイスを右押して開き「デバイスを無効にする」を押しましょう。
デバイスが無効化されるので、ちょっと待ってから再度右押して「デバイスを有効にする」で有効にしてアクセス可能なかどうか確かめてみましょう。
ドライバのアップデートを行ってみる
パソコンに機器を接続する時に使用される「ドライバ」に問題がありエラーが起きている場合は、ドライバのアップデートを行ってみましょう。
「Windowsキー+Xキー」を同時押しするとデスクトップ画面左下にメニューが表示されるので、「ディスクの管理」を押しましょう。
ディスクの管理が起動したら、エラーが起きているデバイスを右押して、メニューの「プロパティ」を押しましょう。
プロパティが表示されたら、エラーが起きるデバイスを押して選びて「プロパティ」を押します。
デバイスのプロパティが表示されるので、「ドライバー」タブを押して開き、一覧の「ドライバーの更新」を押しましょう。
画面に表示される指示に従ってアップデートを行い、アップデートが終了したらアクセス可能なかどうか確かめてみましょう。
コマンドプロンプトから一時ファイルフォルダを作成する
デバイスの問題ではなく、一時ファイルのフォルダがないためにエラーが発生してしまうパターンもあります。この場合はコマンドプロンプトから一時ファイルフォルダを作成しましょう。
デスクトップ画面左下のスタートボタンを押してスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」を右押します。メニューの「管理者として実行」を押しましょう。
コマンドプロンプトが管理者権限で開くので、「md c:\windows\temp」とコマンドを記入してEnterキーを押しましょう。
続いて「md c:\Users\