Windows10ではバックグラウンドで色々なプロセスが動作しており、メモリを消費しています。なので人によっては、不要なプロセスを停止させて空きメモリを増やしたいと思うこともありますよね。
ここでは「SearchUI、exe」について触れていきます。
SearchUI、exeは何のプロセスかと言いますと、音声アシスタントの「Cortana(コルタナ)」のプロセスとなります。Cortanaは、マイクで話しかけることで色々な操作や検索を行うことが可能な機能です。
SearchUI、exeは停止してもOK?
SearchUI、exeは、Cortanaを使わない人であれば無効化して停止してしまっても問題ありません。
逆にCortanaを使うことのあるユーザーは、無効化してしまうとCortanaの機能全部を使用できなくなってしまうのでSearchUI、exeを停止させるのは避けたほうが無難です。
SearchUI、exeを停止する方法
ローカルグループポリシーエディタから停止させる
Windows10のエディションがPro・Enterprise・Educationであれば、ローカルグループポリシーエディタからSearchUI、exeを停止させることができます。
「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「gpedit、msc」と記入してローカルグループポリシーエディタを起動しましょう。
左側フォルダツリーで「コンピュータの構成」→「管理用テンプレート」→「Windowsコンポネート」の順に展開して「検索」を押し、「Cortanaを許可する」をダブル押してオプションメニューの「無効」を選びて「OK」を押したら、パソコンを再起動することでSearchUI、exeが停止します。
レジストリを変更して停止させる
レジストリを変更してSearchUI、exeを停止させることも可能です。「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「regedit」と記入してレジストリエディターを起動しましょう。
左側のフォルダツリーを「HKEY_LOCAL_MACHINE」→「SOFTWARE」→「Policies」→「Microsoft」→「Windows」→の順に展開して「Windows Search」を右押して、「新規」→「DWORD(32ビット)値」を押しましょう。
新しい値が作成されるので、「AllowCortana」と名前を付けます。名前の記入が終了したらダブルクリックして開きましょう。
DWORD(32ビット)値の編集ウィンドウが表示されるので、「値のデータ」を「0」にしましょう。(0で無効・1で有効)
データを変更したら「OK」を押してパソコンを再起動すれば、SearchUI、exeが停止します