PS4はただのゲーム機ではなく、PCのようにインターネットに接続することによっていろいろな機能を使える便利な精密機器です。
しかし一方でちょっとしたことで深刻な問題が起きることもあるので、取り扱いに注意が必要ともいえますよね。
そんなPS4には、「セーフモード」というフリーズ等の深刻なトラブルが発生した時に使える便利な機能があるんですよ!
今回は、このセーフモードを起動させる手順と具体的な使用方法をご説明していきたいと思います
PS4のセーフモードってそもそも何?
私たちが電源ボタンをONにするだけでPS4は起動しますが、その機器の中ではいろいろな動作が行われています。
ですので、もしPS4が機能しなかったり動作がおかしい場合、機器の内部で何か問題が起きていることも考えられます。
PS4に装備されているセーフモードは、「必要最低限の機能だけで機器本体を起動できる」という機能を持っています。
つまり上記のようなトラブルが発生していたとしても、機器内のシンプルな作業だけでPS4を起動させることが出来る可能性が高いんです。
また、セーフモードでPS4を起動するときには同時にファイルのシステム修復・初期化も行うので、これでPS4の不具合が直ることがあります。
業者に修理に出す前に、自らの機能でトラブル診断をして修復を試みることができるのが、セーフモードの機能といえるでしょう。
PS4のセーフモードを起動させよう!
セーフモードの役割がわかったところで、ここからは実際にセーフモードを起動させる方法を見ていきましょう。
①最初に、PS4の電源がOFFであることをチェックしましょう。
電源の状態を確認したら、電源ボタンを10秒以上長押ししてください。
②長押ししていると機器から「ピッ」という音が聞こえます。
これが鳴ったらボタンの長押しをストップしましょう。
③「コントローラーを本体にUSB接続し、PSボタンを押してください」という画面案内が出てきますので、この指示に従ってください。
PSボタンを押すと、セーフモードが起動されます。
操作をはじめられるのはセーフモード起動後ですが、これを終わらせたいときには「PS4を再起動する」を選んでください。
再起動が始まり、通常モードの起動状態となります。
PS4のセーフモードで可能な作業とは?
上記でも触れたように、セーフモードは必要最低限の機能だけでPS4を起動させ、自ら問題解決を試みる機能を持っています。
セーフモードには、これに関係する以下の7つの作業可能項目があり、その中から選んで実行することとなっています。
・機器を再起動する
・機器を初期化する
・設定を初期化する
・解像度を変える
・データベースを再び構築する
・システムソフトウェアの再インストールをする
・システムソフトウェアのアップデートをする
以上の中で一番問題の解決に良いとされているのが、「システムソフトウェアのアップデート」です。
これを行うことにより、システム内でのトラブルの解決ができる可能性がぐんと高まり、普通の起動ができるようになる確率も高まります。
もしもシステムソフトウェアのアップデートを行っても何の変化も見られないときは、PS4を初期化させてください。
最終手段ともいえる初期化を行うと今までのデータも飛んでしまいますが、それ以外に今のところ方法はありません。
ちなみに、システムウェアの再インストールは通常利用するものではなく、内蔵HDDを変えたとき等のみに使われるものです。