- Phoneのバックアップ履歴をチェックする方法「iTunes」
- バックアップ履歴をチェックする方法「Windows」
- iTunesでiPhoneのバックアップを消去する方法
- WindowsでiPhoneのバックアップファイルを表示する方法
Phoneのバックアップ履歴をチェックする方法「iTunes」
機種変更時や何かあった時のために必要なバックアップはiTunesで保存が可能ですが、最後にバックアップを保存したのはいつか気になることもあるかと思います。
また、iTunesに保存した中身のチェックや、パソコンのハードディスクに保存したファイルのチェックもしておきたいところです。
そこでここではiTunesでiPhoneのバックアップ履歴をチェックする方法を解説します。
デバイスを押し中身をチェック
ポップアップの上部にある「デバイス」を選び、中身をチェックします。
すると、画像のように、iTunesにバックアップを保存したデバイスの名前と、保存した日時の一覧が表示されます。
デバイスの名前の横に鍵マークがついている場合は、iTunesに保存したバックアップファイルが暗号化されています。
バックアップファイルの暗号化は、iTunesにバックアップを保存するときに可能になります。
保存されているデバイス名と日時のチェック
写真や連絡先などをチェックしたい場合
iPhoneに入っていた写真や連絡先などはiTunesではなく、iCloudなどで個別にバックアップしておかなければなりません。
バックアップの有無、最新の日時や中身をチェックしたい場合は、個別にバックアップしたものをチェックしてください。
バックアップ履歴をチェックする方法「Windows」
次に、iTunesを介してパソコンのハードディスク内に保存したiPhoneのバックアップ履歴、また中身をチェックする方法を解説します。
Windowsの場合、iTunesはバックアップファイルを「ユーザー」内の「Backup」に保存しています。
Windows機能でチェックする
iTunesを介してハードディスク内に保存されたバックアップファイルをチェックする方法を幾つか解説します。
直接アクセスする
iTunesを介して保存されたバックアップファイルをチェックする方法のひとつとして、iTunesの保存先である「Backup」に直接アクセスするものがあります。
まずWindowsボタンとRを同時に押します。すると、以下のような画面が表示されます。
ここに「\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Apple Computer\MobileSync\Backup\」と記入します。
ユーザー名には各自のユーザー名を記入し、「OK」をクリックすると、「Backup」に直接アクセスすることが可能です。
エクスプローラでチェックする
iTunesを介して保存されたバックアップファイルは、エクスプローラでもチェックが可能です。
まず最初はエクスプローラを開き「Cドライブ」を選びます。
次に「ユーザー」>「ユーザー名」>「AppData」>「Roaming」>「Apple Computer」>「MobileSync」の順に開いていきます。
最後に「Buckup」を開いたら、バックアップファイルをチェック可能です。
検索バーを使用してバックアップデータをチェックする
検索バーを使用してバックアップファイルをチェックする場合、バージョンによって最初の手順が変わります。
ここではWindows10でのチェック方法を解説します。
※Windows10以外の別のバージョンでのチェック方法は後ほど説明していきます。
それではチェックするのでの手順を見ていきます。
まず、スタートボタンの右にある検索バーに「%appdata%」あるいは「%USERPROFILE%」と記入します。
すると、このように「%appdata%」あるいは「%USERPROFILE%」が候補として表示されます。これを選びます。
次に「Apple」あるいは「Apple Computer」>「MobileSync」>「Backup」の順に開いていけば、バックアップファイルをチェックすることが可能です。
最新かどうかチェックする方法
iPhoneのバックアップファイルが最新かどうかは、この更新日時という欄でチェック可能です。
iTunesでiPhoneのバックアップを消去する方法
iTunesに保存したiPhoneのバックアップを消去する方法をチェックします。
まず最初はWindowsから見ていきます。
WindowsでiPhoneのバックアップファイルを表示する方法
最後にiTunesを介してハードディスク内に保存されたiPhoneのバックアップファイルを表示する方法を、Windowsのバージョンごとにチェックします。
直接アクセスする方法はWindows7以降は共通になります。
Windows7の場合
Windows7の場合、「スタート」を押したら、検索バーに「%appdata%」あるいは「%USERPROFILE%」と記入します。
検索画面に記入したものと同じ名前のフォルダが表示されたら、それを開きます。
あとは「Apple」あるいは「Apple Computer」>「MobileSync」>「Backup」の順にフォルダをダブル押していけば、バックアップファイルが表示されます。
Windows8の場合
Windows8の場合、スタート画面右上にある虫眼鏡のアイコンを押します。
そして検索バーに「%appdata%」あるいは「%USERPROFILE%」と記入します。
検索画面に記入したものと同じ名前のフォルダが表示されたら、それを開き、7と同様に、「Apple」あるいは「Apple Computer」>「MobileSync」>「Backup」の順にダブル押していけば、バックアップファイルが表示されます。
Windows10の場合
Windows10の場合、スタートボタンの右にある検索バーに「%appdata%」あるいは「%USERPROFILE%」と記入します。
記入されたものと同じ名前のフォルダが候補として表示されたら、これを押します。
あとは他のバージョン同様に「Apple」あるいは「Apple Computer」>「MobileSync」>「Backup」の順にダブル押していけば、バックアップファイルが表示されます。
Macの場合
MacでiPhoneのバックアップファイルを表示する場合、メニューバーの検索アイコンを押します。
次に検索バーに「~、Library、Application Support、MobileSync、Backup、」と記入すれば、バックアップファイルが表示されます。
Macで特定のバックアップを探す場合
MacでiTunesに保存した特定のバックアップファイルを探す場合、まず最初はiTunesを開き、メニューバーの「iTunes」を押します。
「環境設定」>「デバイス」の順に押します。
開きたいバックアップファイルを「control」を押しながら押し、「Finderで表示」を選択すれば、特定のバックアップファイルを開くことが可能です。
バックアップに関する気を付ける点
最後に、iTunesでバックアップを保存、チェックする場合に注意すべきことをチェックしておきます。
iTunesでバックアップを保存、チェックするときは以下の点に気を付けておきましょう。
iTunesに保存したバックアップファイルは、復元するときに使用できなくなるため、コンテンツやフォルダの中身を編集したり、移動したりしてはいけません。
またiTunesを介してハードディスク内に保存された「Backup」フォルダはコピーが可能ですが、別のフォルダや外付けドライブなど、別の場所への移動は禁止されています。
写真や連絡先などはiTunes上ではなく、バックアップを個別に保存しなければなりません。
機種変更などでバックアップを保存するときは、iTunesに保存するバックアップとは別に、写真や連絡先を個別に保存しておく必要があります。
特に写真は日々更新されるものですから、定期的にバックアップを保存、チェックすることをおススメします。