- GigaFile/ギガファイル便とは
- GigaFile/ギガファイル便の使い方
- GigaFile/ギガファイル便のメリット
- GigaFile/ギガファイル便の安全性は?危険性はあるのか
- GigaFile/ギガファイル便はスマホでも使える?
- GigaFile/ギガファイル便をスマホで使う際の注意点
GigaFile/ギガファイル便とは
「メールで送信したいけど容量がデカすぎて送信できない!」と感じたときはないでしょうか?
また、Twitterなどでしかやり取りしていないときに、画像や写真などを送信したいと思ってもいちいちアップロードしていると時間がかかってしまうのでまとめて送信したいときなどもあったりすると思います。
容量の問題、送信相手の問題などにもよりますが、カンタンにシンプルに転送できるに越したことはないです。
現在では就活の際にポートフォリオの提出を求められることもあって、そのような場合に容量の問題で送信できないというのはすごい困ります。
こういった際に利用できる便利なサービスがギガファイル便(GigaFile便)です。
容量無制限の無料ファイル転送サービス
ギガファイル便(GigaFile便)というのは、容量無制限の無料ファイル転送サービスです。
普通、このようなファイルのアップロードサービスは月に何円、という使用料が掛かるのですが、これはそのようなことはなくて、会員登録もいらないです。
無料で会員登録もいらない、というのはすごいありがたいです。
ギガファイル便(GigaFile便)は、ネット上にファイルをアップロードし、そのURLを伝えることでファイルを送信することが可能です。
相手はネット上からアップロードされたファイルをダウンロードするだけでOKです。
これを無料で使用可能ということから、ファイルを送信するためのツールとしてギガファイル便(GigaFile便)というサービスを利活用している人は沢山います。
メールでは送れない容量の大きなファイルをまとめて共有できる
このサービスで何よりも良いのが、メールでは送信できないような容量のファイルをまとめて送信することが可能なことです。
メールだとメール本文と合計して数MB(メガバイト)ということが多いです。
でも、文書ファイルであれ画像ファイルであれ、MB(メガバイト)という単位は一瞬でなくなってしまうのが本当のところです。
場合によっては1個のファイルを入れることがせいぜいなこともあります。
そんな、メールでも送信するのが難しいようなファイルを無料でまとめて送信することが可能なのがギガファイル便(GigaFile便)です。
容量無制限とあるが送ることができるのは100G/ギガまで
ただし、容量無制限と書かれていますが、実際に送信することが可能な容量は100GB(ギガバイト)です。
それでも、すごい大容量です。
1KB(キロバイト)=約1000B(バイト)
1MB(メガバイト)=約1000KB=約100万B
1GB(ギガバイト)=約1000MB=約10億バイト
つまり、100GB(ギガバイト)とは10万MBに相当します。
すごい容量です。これでも無料なのがビックリです。
よほどのことがない限りこの容量以上になることもなく、万が一に超えたとしても、送信したいものを2つのURLに分けて作り、それをメールなどで送信だけです。
メールで送付するよりもずっとカンタンです。
GigaFile/ギガファイル便の使い方
では、ギガファイル便(GigaFile便)の使い方について説明していきましょう。
ファイルのアップロードはギガファイル便(GigaFile便)を利用して送信する側、ファイルのダウンロードはギガファイル便(GigaFile便)を利用して送信してもらう側の方法になりますので、自分の使用する立場からご覧ください。
GigaFile/ギガファイル便 ファイルのアップロード
まず最初はギガファイル便(GigaFile便)でファイルをアップロードするやり方を書いていきます。
無料大容量 ファイル転送サービス GigaFile(ギガファイル)便
ギガファイル便(GigaFile便)を使用するときは、上のリンクから飛んでください。
サービス内容は開いてすぐ見ただけではわかりにくい所もありますが、下にページを降ろしていくと、下の画像のようにファイルをアップロード、転送する場所が発見できると思います。
方法は対応しているブラウザによって変わりますが、「ドラッグ&ドロップでアップロードするやり方」と「「ファイルを選択」からアップロードするやり方」の2種類があります。
また、複数の写真やドキュメントをZIPファイル(圧縮ファイル)にまとめてアップロードすることもできるので、その解説もしていきます。
まずは共通事項として、アップロードする前に「ファイルの保持期限」を選びます。
この保持期限をもとにアップロードされることになります。
あとから変えることができませんので、アップロードする前に絶対に保持期限の設定をしておいてください。
もしやり忘れたときはもう1回やり直してください。
ドラッグ&ドロップでアップロードする方法
ギガファイル便(GigaFile便)を開いている傍ら、ライブラリを出してアップロードしたいファイルを選ぶ準備をしてください。
そして、アップロードしたい画像をドラッグ&ドロップで追加します。
確認画面は出てきません。
ドラッグ&ドロップしたら即アップロードされます。
先ほどは画像を選んでドラッグ&ドロップで追加しましたが、フォルダそのものをドラッグ&ドロップで追加することもできます。
ただし、フォルダごと使用できるのは利用しているブラウザがドラッグ&ドロップでのフォルダの追加に対応しているときです。
対応していないブラウザで使用するときは、次の「ファイルを選択」からアップロードする方法で使用してください。
「ファイルを選択」からアップロードする方法
ブラウザがフォルダ単位でのドラッグ&ドロップでの追加に対応していないときは、この「ファイルを選択」からアップロードするやり方で行います。
下のほうにある「ファイルを選択」をクリックしてください。
するとファイルを選択する画面が出てきますので、そこでアップロードしたい画像を選びます。
これも、ファイルを選んだ時点でアップロードされます。
確認画面は出てきませんので気をつけてください。
なお、誰かにこのファイルを送信すり場合は、ファイル名に付随しているURLを伝えればOKです。
複数のファイルを一度でアップロードすることも可能
ファイルを複数選べば、2つ以上のファイルをアップロードすることもできます。
一気にそして個別にアップロードされます。
なお、複数選ぶ方法は、
・ドラッグ&ドロップで選択を行う方法
・Ctrlキーを押しながら選択する方法
で、できます。
「ファイルを選択」から使用する方法でもやり方は同じですので、複数追加したいときはやってみてください。
アップロードのときにドラッグ&ドロップをする場合は、フォルダそのものをドラッグ&ドロップする方法でも複数のファイルをアップロードすることが可能です。
(この場合もフォルダでファイルが作られたわけではなく、フォルダの中身のファイルが個別にアップロードされます)
もし、1個のフォルダにまとめたものを一括でアップロードしたいときは、後述する「大量の写真やドキュメントをZIPファイルにまとめてアップロードする方法」でアップロードをしてください。
なお、これも誰かにこのファイルを送信する場合は、それぞれのファイル名に付随しているURLを伝えればOKです。
アップロードしたファイルをZIPファイルにまとめる方法
もし、その大量のファイルを誰かに送信したい場合、それぞれ個別のURLを伝えるのはは面倒くさいと思います。
そんな場合に助けになる機能として、それらをまとめるやり方もあります。
ギガファイル便(GigaFile便)にアップロードしたファイルの下に「まとめる」と書かれたボタンがあるのが目に入ると思います。
そこにファイル名:「」.zipと記載された場所がありますが、そこで一つのファイルにまとめることも可能です。
その記入窓の中に、まとめるZIPファイルの名前を記入してください。
ファイル名は好きに記入してください。
記入が完了したら、「まとめる」ボタンをクリックします。
すると、その下段にある欄にURLが出てきます。
このURLがシェアできるリンク先になります。
これで、個別にアップロードされたものが1個のZIPファイルにまとめられました。
これをファイルを送信する相手にメールなどで伝えればOKです。
大量の画像やドキュメントをZIPファイルにまとめてアップロードする方法
反対に、自分でZIPファイルにまとめてアップロードすることもできます。
zipファイルを作る方法は使用しているパソコンでも変わってきますが方法を書いていきます。
まとめたいファイルを1個のフォルダにまとめます。
そのまとめたフォルダを選んで、[共有]→[zip]を押します。
これでZIPファイルの作成は終わりです。
なお、アップロードのやり方は一般のファイルを選ぶときも同様です。
ドラッグ&ドロップでもできますし、「ファイルを選択」からも可能です。
フォルダを選んでアップロードしたときと違い、ZIPファイルは1個のファイルという扱いになるので、その圧縮フォルダの中に複数ファイルがあってもアップロードされるファイルは1個になります。
ちなみに、こちらのやり方であれば、アップロードしたい画像の内容を前もって自分のパソコンでチェックしてからまとめることが可能ですし、アップロードに失敗しても、1個のファイルを消去するだけで済みます。
大量にアップロードしたいファイルがあるときはこっちのやり方でやることをお勧めします。
ギガファイル便(GigaFile便)が無料で使用できるファイル転送サービス、と書きましたが、実際にアップロードしたその画面からメールを送る、つまり転送することもできます。
メールアドレスを記入すれば、これまた無料でアップロードしたURL全部をメールで送信してくれるのです。
自分でまとめなくても、ギガファイル便(GigaFile便)のほうでまとめてくれます。
「メモ」と記載された欄は、メール本文に記載する文、その下の記入窓がメールアドレスを記入する欄です。
転送されるのは現在その画面でアップロードしているファイル全部になります。
上の画面では複数のファイルと、それをギガファイル便(GigaFile便)でまとめたZIPファイルが出ている形になりますが、それら全部が転送されます。
なお、送られてきたメールの内容がこちらです。
一部端折ってはありますが、ギガファイル便(GigaFile便)でアップロ―ドした全部のファイルが出ています。
メモの欄には記入した文章(テストと記入したそのままの内容)が出ています。
これがあるがゆえに、転送サービスと銘打ってあるのがギガファイル便(GigaFile便)なのでしょう。
1つ気をつけなければならないのは、メールアドレスが合っていようが間違っていようが転送されてしまうことです。
不安であれば全部のURLをコピー&ペーストして、自分でメールを送信ことをお勧めしますが、確実に間違えずに記入したから大丈夫だという人はこのやり方でまとめて送信する方法もありです。
ギガファイル便 ファイルのダウンロード
今度は送信れてきた側でのファイルのダウンロード方法です。
大体はメールでそのURLを伝えられることになると思いますが、それ以外でもSNS上で伝えてもらうようなときもあるでしょう。
どっちにしても、伝えてもらったURLのリンク先へ飛んでダウンロードするだけです。
リンク先へ飛ぶと、こんなふうにダウンロードをする画面が出てきます。
これはファイルをギガファイル便(GigaFile便)でまとめたときの表示になります。
個別にアップロードしただけのときは、下のように個別のダウンロード画面が表出てきます。
ダウンロードのやり方はとてもカンタンです。
ダウンロードボタンをクリックして、自分の端末に保存するだけです。
すごい簡単です。
ファイルがまとめられているかどうかによってボタンが違いますが、下の画像のようにそれぞれ分かりやすく出てきています。
ファイルに付随しているダウンロードボタンをクリックしてください。
場合によっては、ダウンロードキーというパスワードがつけられているときもあります。
そのときは、ダウンロードキーを記入することになりますが、そのとき送信してくれた人から伝えてもらえればそれを記入後ダウンロードできるようにになります。
アップロードしたファイルを削除する方法
ギガファイル便(GigaFile便)にアップロードしたものの、アップロードしたいファイルをミスった!となる人ももちろんいると思います。
あるいは、ダウンロードしたら消去してほしいといわれたから消去したい、という人もいるでしょう。
通常、保持期限を過ぎれば勝手に消去されます。
でも、保持期限を長く決めてあるときはその期間がすごい長いものになり、不安に思う人もいると思います。
ギガファイル便(GigaFile便)は、そのような場合も想定してか、消去するための削除キーというものをアップロードされた各ファイルごとに設定しています。
アップロードしたものを消去したいときは、削除キーをコピーした後、下の画像の「アップロードしたファイルへのリンク」のところのボタンをクリックしてください。
ここからの画面は、ダウンロード画面に移動することになります。
ダウンロードしたものを消去したいときもここから先の方法は一緒です。
先ほどコピー(もしくは覚えた)削除キーを記入して、削除ボタンをクリックだけです。
そうすると、ポップアップが出てきますので、OKをクリックします。
GigaFile/ギガファイル便のメリット
ここまでご覧になってきただけでも、ギガファイル便(GigaFile便)には十分にメリットがあると思いますが、これ以外にもメリットがあるのがこのギガファイル便(GigaFile便)です。
大容量のファイルを共有できる
上でも書きましたが、メールではカンタンに送信できないような大きいサイズのファイルを共有するのにとても役立つサービスがこのギガファイル便(GigaFile便)です。
それに無料なので、すごい便利なサービスです。
宣伝している無制限というのが誇張気味であるとはいえ、100GB(ギガバイト)のファイルをURLだけで共有できるというのはすごい便利です。
その利点から、個人的な範囲から企業間でのやり取りでも使用されています。
就職活動中などにも、これを使用してポートフォリオを提出している人もいますし、いかに色々な人に使用される便利さがあるかが分かります。
パスワードで認証をかけることができる
また、ギガファイル便(GigaFile便)では個人情報を守る観点から、パスワードで認証をかける設定をすることも可能です。
なお、パスワードの設定のやり方もカンタンで、アップロードしたファイルに鍵をかけるだけ、という感じになります。
カンタンに方法も解説します。
パスワードを設定したいファイルの「ダウンロードパスワード」横の記入窓に、4ケタの半角英数字を記入します。
そのあと、[設定]ボタンをクリックすれば、ダウンロードパスワードの設定が終了します。
なお、アップロードしたあとにZIPファイルにまとめたとき、あるいは各個別ファイルにダウンロードパスワードを設定するときは下のような注意書きが出てきます。
アップロードした後にZIPファイルにまとめたときは、まとめたZIPファイルにダウンロードパスワードを設定するのをお勧めします。
また、ダウンロードパスワードは、できる限り、共有するURLとは別に伝えるのをお勧めします。
メールをキャプチャされるなどしてURLが第三者に漏れたとき、その第三者にもパスワードが漏れてしまえばダウンロードができてしまうからです。
大事な資料であれば当然のこと、パスワードをかけたのであれば、それを伝える方法はメール以外のものにしておいた方がいいです。
すごいシンプルで使用方法も簡単
最後に挙げるギガファイル便(GigaFile便)のメリットは、すごいシンプルな上、使用方法も簡単なことです。
特に難しい使用法はなく、利用勝手も良いので、とても便利です。
GigaFile/ギガファイル便の安全性は?危険性はあるのか
気になるのは、ギガファイル便(GigaFile便)の安全性だと思います。
まず、完全に安全と言い切れない、ということだけは言っておきます。
ギガファイル便(GigaFile便)が制限をかけているなどして安全策をしているとはいえ、ネット上にアップロードしている限り、情報が漏れる危険性はゼロではありません。
個人的な範囲で個人情報が漏えいしない範囲で使用する分には問題ないかもしれませんが、ビジネスで使用するときは万が一大事な文書が漏えいするということも考慮に入れるべきです。
なにより、最悪責任問題になってきます。
そういう危険性を考慮するのであれば、DVDなどにデータを保存したうえで手渡ししたほうが安全かもしれません。
ネット上でやり取りする、ということを頭に入れたうえで使用しましょう。
もしどうしてもこれでなければならない、というときは、上で書いたパスワードを設定して、メールとは異なるやり方でパスワードを伝えるなど、安全対策とるようにしましょう。
メールに関しても、転送先をミスると大問題になることがあります。
ギガファイル便(GigaFile便)から直接メールを送信ことは可能ですが、送信する前に1回内容をチェックできる電子メールから送信するようにした方が間違ったメールアドレスに送信という過ちを起こす確率も低くなります。
GigaFile/ギガファイル便はスマホでも使える?
ここまでギガファイル便(GigaFile便)をパソコンで使用するやり方で書いてきましたが、これはスマホからも利用できるのかということを疑問に感じる人もいると思います。
もちろん、スマホからもギガファイル便(GigaFile便)を使用することはできます。
ドラッグ&ドロップで、しかも複数のファイルをアップロード可能なパソコンの場合と違い、スマホの場合は端末による可能性はありますが1個ずつアップロードすることしかできません。
なお、消去すること、ダウンロードパスワードの設定、共有されたファイルのダウンロードなど、そういったことはパソコンの場合と同じようにできるようになっています。
もちろん、複数のファイルをギガファイル便(GigaFile便)上でZIPファイルにまとめることも可能です。
GigaFile/ギガファイル便をスマホで使う際の注意点
ただし、1個気を付けなければならないことがあります。
パソコンのときにも言える可能性はありますが、スマホのときはこれが特に顕著なものであり、だからこそ注意して頂きたいです。
通信制限がかかる場合は注意が必要
スマホを使用している人の大半は、どこかのキャリアと契約してスマホを使用していると思います。
家のWi-Fi(※通信制限がかからないもの)や、公共無線LANで使用しているときは、通信料などを気にする必要はないかもしれません。
でも、キャリアの通信のみを使用ているときだと、ギガファイル便(GigaFile便)のアップロード・ダウンロードともに、通信量に気を付ける必要があります。
サイズの大きいものをアップロード・ダウンロードする場合は、それだけ通信量が増えます。
その分通信上限に近づくということになります。
極論を言ってしまえば、ギガファイル便(GigaFile便)を利用するだけでその月の上限に達してしまう、ということもあるかもしれません。
通信制限がかかるようなときは、ギガファイル便(GigaFile便)の使用には気を付ける必要があります。
メールでサイズの大きいファイルを共有できるギガファイル便(GigaFile便)の利用方法を書いてきました
すごい便利でカンタンに使用できる転送サービスです。
ネット上にアップロードしている、ということを考慮したうえで使用してみてください。