現在の世の中はお金の世の中です
企業も個人もお金の匂いがあれば躍起になって動き出します
身も心もすり減らしてお金を求めています
人間はお金がなくては生きていけません
でもどんなものにも限度があります
自分の必要なだけのお金を確保することに焦点を当てて、もう少し余裕のある生活を送るべきです
お金を手に入れる世界は報酬をもらう場合でも投資をする場合でも「競争」の世界です
ときに人を押しのけたり出し抜いたりする
恨みも数々出てくる。気を抜くこともできません
必死の想いで努力してその間、、人生を楽しむ余裕もありません
もし大金を手に入れたとしてもそのために心身を消耗してしまったら元もこもない
稼ぐために使うエネルギーの一部分をお金を使う場面へと振り向けてみる
せっかく使うお金が生きるように上手な使い方を考えてみる
いったん自分の手に入ったお金は自分のものだから自分の自由に使える
お金を稼ぐ時と違って競争相手もいないので時間をかけてゆっくり考える事も出来る
金儲けは戦争の世界だけどお金を使うのは平和の世界です
お金は使い方次第
お金は同じ金額でもその使い方によって効果は全然違ってきます
お金を使う時は常にこれは自分の幸せになることだろうかと考える事は大切です
お金を有効的に使うためにはモノの価値を見極める能力が必要です
社会の中における自分の位置をきちんと見定めたうえで自分の価値観を確立する必要ある
皆がお金を求めて右往左往している
お金がなくては生活していけないのでお金が必要なのは確かです
お金を求めて努力するのは当たり前のことです
でもお金を求める度合いに問題があります
お金を求めて血眼になるのは正常とはいいがいです
何のためにお金が必要で、どのくらいのお金が必要なのか考えることを皆忘れています
お金そのものが目的になっています
お金そのものに意義があるという考え方になっています
これが金銭至上主義というものです

- 作者: 新井和宏
- 出版社/メーカー: イースト・プレス
- 発売日: 2017/07/15
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログを見る