漫画の地球儀

うつ病の色々な治療法【運動療法 、認知行動療法、光療法、呼吸法】

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うつ病のことが正しくわかる本

心理教育

まず行われるのが心理教育です


そもそも精神科を受診される人の中には自分は病気ではないと思っている人が多いです



その場合あなたはまるまるという病気ですよと伝えることが心理教育の第一歩です



その後専門医やカウンセラーによってどういった疾患なのかどうしてなってしまったのか今後どのような治療を進めていくのかなぜ薬が必要なのかなど病気について正しく理解するよう教育、指導されます



これは患者本人だけでなく家族も一緒に受けます



それは患者自身が病気を正しく理解しても周りにいる人が正しく理解できていなければ誤解を招いてしまうことが多いからです


特に双極性障害の場合は躁状態の時は病気と思っていないところが心地よいとさえ感じている患者さんがいること、逆にうつ状態になると本人はつらいのに周囲からは怠けているのだと思われてしまうことがあることを学びこののような誤解をなくすように指導されます




「わがまま」「怠けている」と思われがちな現代型うつ病も、周囲の誤解を招きやすいため心理教育が重要な意味を持っています



心理療法との二本柱になるのが薬物療法です


薬物療法は中枢神経に作用して精神機能に影響を及ぼす薬を用いてうつ病双極性障害の症状を改善させるための治療法です


これらの薬剤は向精神薬と総称され、うつ症状を抑える抗うつ薬、不安を取り除く抗不安薬、気分を安定させる気分安定薬睡眠薬などがあります




簡単に言えば抗うつ薬は不安や焦り、食欲低下などの症状に対して効き目があり、抗不安薬は中枢神経の抑制作用によって緊張や不安を和らげます



気分安定薬は双極性うつ病の治療や再発防止として使われて、睡眠薬は、不眠症を改善して睡眠を深くする効果があります



いずれの薬も副作用を伴うので服用にあたっては医師の指示を守らなければなりません

セロトニンを増やす運動療法


体内に酸素を取り込む有酸素運動は、うつ病の改善に役立ちます


これは運動によって血行がよくなって、脳への血流が増えるからです


さらに、脳内のセロトニンの量が増加する作用もあります



セロトニンの原料になるアミノ酸トリプトファンは分子のサイズがほかのアミノ酸に比べて小さいので、ほかの大型アミノ酸との競争に負けて脳に吸収されにくいという問題も有酸素運動は解消します


有酸素運動によって大型アミノ酸が筋肉組織に吸収・消費されるので、トリプトファンが脳内に達しやすくなります


心拍数を上げる効果があるウエイトとレーニングも有酸素運動の一つとして取り入れる価値があります


適度な運動としては、ウォーキングやジョギング、サイクリング、エアロビクス、ヨガ、太極拳、水泳などがあるけど、部屋の中で1人で簡単にできるラジオ体操でも大きな効果が期待できます



セロトニン神経は、1秒間に2拍くらいのリズム運動によく反応するので、速すぎず遅すぎない、リズムに合った運動を取り入れることが重要です
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考え方のクセを治す「認知行動療法


自分自身の考え方や物事の感じ方のクセを自覚して、それを見直して訂正しながら、感情や反応、認識を自分でコントロールする方法と技術を身につけていくのが、認知行動療法です



うつ病の場合は物の見方が狭くなって、物事に対して強いこだわりを持ってしまい、それで自分自身を追い込んで、苦しめているという一面があります


そのような自分自身を見つめ直してみるのです


そして、うつ病につながっている自分の欠点を発見しそれを理解し納得しながら変えていくことが重要です

例えば日記をつける、ある出来事に対する自分の考え方や感じ方、さらにどのような行動をとったかなどを記録することによって、自分の考え方、感じ方、反応といったものの特徴、いわば心のクセを見つめます


そしてそのクセが理論的に正しくないことを理解して、直すことによって、気持ちの在り方も行動パターンも変えていくのです


これはカウンセリングなどと同じ精神療法の一つです



  1. 「光療法」


人間は強いストレスにさらされつづけると、脳内でコルチゾールというストレス物質が発生します

このコルチゾールが脳幹の中にあるセロトニン神経やノルアドレナリン神経に作用して、うつ病を生じさせるという説もあります



ストレスがセロトニン神経をさいなむのです



一方、日光を浴びるとセロトニンの分泌が活発になります



セロトニンヒルの間に分泌量をふやすという特性があるのです


セロトニン神経は1秒間に2拍くらいのリズム運動によく反応して、分泌が高まります


うつ病運動療法が有効なのはこのためです



そこで昼間、野外で日光を浴びながらリズミカルな運動をするというのがセロトニン神経を強くするのにもってこいということになります



ここ二十数年の研究によって、光が人間のホルモン分泌に影響を与えること、光が不足すると多くの病気を誘発することがわかってきました


うつ病以外にも睡眠リズム障害、時差ボケ、自律神経失調症などが光の不足に関係していると考えられます


太陽光を毎日1から2時間浴びるのも効果的です

症状が重い場合は人工的な光源を用いて光不足を補います



これは高照度光照射装置を用いて体内時計を調整するもので一般的な室内灯の5倍から10倍の照度である2200から3500ルクスの光を1から2時間浴びることで乱れている体内時計が適正に戻ります
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「呼吸法」


うつ病の人は呼吸が浅くなっていることが多いものです


適度な運動によって呼吸は自然に整えられますが運動以外のときには意識して深い呼吸をそれもゆっくり行うことが大切です


これは短時間でも効果があって、睡眠の前に行うと眠りが深くなります


呼吸法はリズム運動と関係が深いので、脳内のセロトニン神経が強化されて、心身の暗転につながるのです


鼻をつまみながら、ストローやポリ袋を使って呼吸に負荷を与えながら行うと横隔膜が強化されて、適切な呼吸法が身につきます


一般に呼吸法は薬物療法からの離脱期、薬の服用量を減らしていくときに、患者さんの不安を解消する意味からも併用するのが効果的な療法です


呼吸を整えるという意味では座禅をしたり、好きな歌を歌ったり、管楽器だけでなく、ギターなどの弦楽器や、ピアノなどの鍵盤楽器の演奏も効果があって、オススメです

どれも、心身をリラックスさせて、セロトニン神経を強くします

うつ病の治療で大切なことは心身の休養です


心と体の両方を十分に休めるのです


一般にうつ病にかかる人は真面目でキチンとしている、いわば「いい人」が多いです


うつ病の初期段階で体がだるい、やる気が起きないという症状が出たときも無理を重ねます


本人も周囲もうつ病という病気にかかっていることに気づかず、そのような状態が放置されると症状はどんどん悪化していきます



うつ病はけっして精神の弱さやサボり癖、怠け癖ではありません



正しい治療を必要とする病気です


その治療の第一歩が休養です


うつ病の症状はすぐに改善されることは少なく、個人差はあるものの、半年から1年の休養が必要なこともあります



焦らず、無理をしないで、休養を確保するのがうつ病を完治させるためには欠かせないのです
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