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ブルーゴールド 感想・レビュー・評価・あらすじ【小説】【真保 裕一】

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ブルー・ゴールド (角川文庫)

あらすじ

この小説は、商社を左遷されたやり手の主人公が、出向先のくせものぞろいの零細企業で悪戦苦闘するビジネスサスペンス小説です。

商社を出向させられた主人公がくせのある社長と一緒に大きな仕事をしようとして仕掛けをしたところが、逆にだれかわからないものから仕掛けをくらいます。敵の正体を探っていくうちに、巨大商社の姿が見え隠れしてきます。

水がをめぐっての陰謀、罠、妨害。敵の正体はだれなのか、真実は何なのか、みたいな話です。


謎が謎を呼ぶ

仕掛けのめぐらし方が面白いです。

次々と罠や仕掛けを探っていくうちに、さらに新しい謎が増えてきて、謎が解決しないうちに伏線がどんどん積み重なっていきます。

これが好きです。謎をどこまでひっぱるんだという感じに風呂敷が広がっていくのがワクワクする。

また、相手との裏を読みあっての丁々発止のやりとりやはったりなども、ビジネス小説として面白いです。

この人物は信用してよいのか、だましにきているのかみたいなことを推測しながら読むと楽しめます。

まとめ

この小説もそうですが、ビジネス小説は、面白いものが多いです。

なぜかというと人が必死になって何かをするからだと思います。

戦争は命のやりとりをしますが、ビジネスは命の次に大事なお金をやり取りします。

本当に大事なものを守ったり奪ったりするために、頭を使って考えたり、根性と気合で突き抜けたり。

こういう争いの中でのやりとりは実は楽しくて、人生を生きているんだと思えます。


読んでいると、主人公にシンクロしてきて自分自身もイキイキとなれます。そういう言いでこの小説も楽しめると思います。


おすすめ度B+





ブルー・ゴールド (角川文庫)

ブルー・ゴールド (角川文庫)