漫画の地球儀

【面白い】推理小説初心者にもおススメな入門海外ミステリー11選【どんでん返し】

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1、ひらいたトランプ

現代的な狂気がそこにはあります

始まりは資産家シェイタナのパーティー

美術品の展示会でポアロはシェイタナという資産家と出会い、パーティーに招待され、参加します。

シェイタナは、パーティーの最中に、殺人のスペシャリストとは殺人を起こしたものの
逃げ切った人だというようなことを言い、暗に8人のパーティー参加者の中に犯罪者がいることを示唆します。

その後、シェイタナ自身はしないにも拘らず、
犯罪者と罪を暴く人をイメージさせるようなグループ分けでブリッジをさせます。

そろそろパーティーが終わるという時、シェイタナが殺されているのが発見されるのでした。

ポアロ作品ではお馴染みのオリヴァ夫人の初登場作品です。


「ひらいたトランプ」について語るにあたって、
落としてはいけないのは、オリヴァ夫人の初登場作品であるということです。

この作品以降、彼女は準レギュラー化するだけでなく、
女流推理小説家という設定で、アガサ自身を投影していると言われています。

オリヴァ夫人が語ることをアガサの本音なのかな、
実際のアガサは人見知りだったと聞くけれど、オリヴァ夫人みたいに林檎を丸かじりして、
ざっくばらんな面もあったのかなと思いながら、作品を読むとこれまた楽しいです。

シェイタナに現代的狂気を見、ポアロの自慢の手柄話を知りましょう。

シェイタナは自分がパーティーの最中に殺されることを予見していたように思います。

自分の死を推理させることを想像し、
興奮していたのかと思うと、万事、ゲーム感覚の現代的な狂気を感じずにはいられない。

ちなみに、この作品は、「オリエント急行の殺人」「ABC殺人事件」などと比べたら、
知名度は高くありませんが、アガサ自身がポアロの自慢の手柄話的なことを書いています。

きっとアガサ自身にとっても自信作だったのではないでしょうか。

ポアロ好きにも、アガサ好きにも、お勧めできる作品です。

2、シャーロックホームズの冒険

ロンドンにまき起る奇怪な事件を追って神出鬼没する名探偵シャーロック・ホームズは、その怜悧な推理と魅力的な個性で読者を魅了する。近代探偵小説を確立したホームズ物語の第一短編集
(アマゾン引用)

3、毒入りチョコレート事件

さる夫人が毒殺された事件に対し、毎夜、自慢の頭脳を駆使した推理を披露する犯罪研究会のメンバーたち。
混迷する推理合戦を制するのは誰か?
(アマゾン引用)

4、シンデレラの罠

語り手である私は20歳。
その私は、探偵であり、証人であり、被害者であり、しかも犯人である?! 
空前のトリックで伝説的傑作!
(アマゾン引用)

5、アクロイド殺し

密室殺人

村で未亡人が亡くなりシェパード医師が検視をします。富豪であるアクロイドからシェパードに相談をうけましたが、その夜に刺殺されてしまいます。アクロイドの養子であるラルフが行方不明になり犯人として疑われます。姪のフローラが元探偵であるポアロに助けをもとめます。ポアロはシェパード医師を助手として事件の捜査を開始します。事件当日不審な男がいたり死亡時刻が異なっていたりして密室殺人として捜査は難航していましたが意外な犯人が判明します

両論ありますがミステリーの金字塔であることは間違いないです

一番の読み応えのある場面は最後で犯人がわかるところです。内容を知らないでよみはじめましたが全然犯人が誰かわかりませんでした。犯人がわかる2,3行前にひょっとしたらという気持ちがしたぐらいで判明したときは衝撃を受けました。
さらにポアロが犯人に対して逃げ道を用意し、自殺することを勧めるような場面も読みどころだと思います。
この小説は犯人がわかっていてももう一度読みなすと巧妙な伏線が張られていることがわかるので2度楽しむこともできます

トリックはこの小説以応用することは無理だと思います


エルキュール・ポアロはアガサ クリスティの小説ではおなじみの探偵ですが、この小説では彼の活躍より犯人の設定が素晴らしいと思います。小説が手記という形式で書かれているところも斬新です。
登場人物も怪しげな人が次々出てくるので、誰が犯人であるのか動機はなにかがわかりにくく混乱させてくれます。ポアロも最初は難航しますが最後は見事に解明して犯人意外に関連する人の気持ちも考えて事件を終結させるので見事という以外の言葉が見つかりません。


6、湿地

北の湿地の建物で老人の死体が発見された。現場に残された謎のメッセージ。
被害者の隠された過去。衝撃の犯人、肺腑をえぐる真相。いま最も注目される北欧の巨人
(アマゾン引用)

7、まるで天使のような

山中で交通手段を無くした青年クインは、〈塔〉と呼ばれる新興宗教の施設に助けを求めた。
そこで彼は一人の修道女に頼まれ、オゴーマンという人物を捜すことになる。
だが彼は五年前、謎の死を遂げていた。
(アマゾン引用)

8、暗い鏡の中に

凡な女性教師の解雇に秘められた驚愕の事情とは? 
精神科医ウィリング博士は、幻のように美しく不可解な謎が生んだ事件と対峙する。
(アマゾン引用)

9、ジャンピング・ジェニイ

小説家が催す〈殺人と犠牲者〉パーティの余興に用意された、絞首台と死体を模した藁人形。
パーティの終わりに本物の死体がぶら下がり……
(アマゾン引用)

10、春にして君を離れ

な人生をおくってきたはずの女性

ご紹介したい作品はアガサ・クリスティの「春にして君を離れ」です。ミステリーの女王と呼ばれたアガサ・クリスティですが、この作品では誰も人がしにません。殺人事件がお題ではないんですね。
主人公の女性は中年をむかえた白人女性ジョーンです。夫は弁護士、子供たちはみなそれぞれが幸せな結婚をし、一人前に育て上げました。子供のころから優秀で美人だったジョーンはそんな自分の人生に満足していました。ところがふと、あることをきっかけに自分は人生に見逃したものがあったのではと思い始めます。それは「私は本当は家族から愛されていないのではないか」という疑惑でした。


におそろしいものは人間の心の中にある。


ジョーンはそれまでの人生を回想し、夫が実は浮気していたのではないかとか、子供たちは母親である自分を疎ましく思っているのではないかなどの疑惑にさいなまれ始めます。完璧な人生を送りたかったがために、自分の理想や世間の評判を夫や子供たちに押し付けてきて、そして自己満足していただけではないのかと逡巡します。本当の幸せや愛というのは、もっと彼らを自由にしてあげることだったのではないかと思いいたるのです。
物語の最終章、ジョーンの夫の視点で真実が語られます。


は悲しい生き物なのだ。

現代でも就職や結婚や出産や育児で「失敗したくない」と完璧を目指す女たちがたくさんいます。そして他人と比べて「自分は他の人よりも成功している」と思いたいのが女なのかもしれません。そんな女性の心の隙間を見事にミステリーにしたのがこの作品です。もともと有名だったアガサ・クリスティではなくメアリ・ウェストマコットという名義で発表された作品でしたが、あまりの面白さにこれは素人の書いたものじゃないと評され、実はあのアガサが書いたのだと後から発表されました。普段とは一味違ったアガサの魅力が詰まっています。

11、中途の家

中途の家 (角川文庫)

中途の家 (角川文庫)

エラリー・クイーンの作品で、二重生活を送っていた男は何故殺され、犯人はだれか、という謎にクイーンが取り組んでいく。幾重にも張られた伏線が、ラストで一気に氷解していくさまはみごと