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【名作】興奮して眠れない面白いおすすめSF小説54選【宇宙】

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4、アンドロイドの夢の羊

5、死の迷路

7、ゼンデギ

8、あまたの星、宝冠のごとく

9、死者の代弁者

10、ニンジャスレイヤーシリーズ

ニンジャスレイヤーシリーズがSF作品としてすごい

ニンジャと復讐のダークヒーロー物語

ニンジャというものは外国でもとても人気が高いものとなっていますが、最近特に翻訳小説として人気があり個人的にとても好きな作品としてはニンジャスレイヤーシリーズがあります。こちらはTwitter上での翻訳小説として連載されていたものを書籍として出されたものですが、独自のSFサイバーパンク小説として癖になる人が続出しているのが面白いですね。舞台は近未来のネオサイタマというあのニューロマンサーをリスペクトしているのも非常に面白い点だと感じています。

さてその舞台で活躍するのはニンジャなのですが、これはSFサイバーパンクな世界に突如としてニンジャが復活するというものとなっています。具体的にはニンジャの魂が突如としてよみがえりとりついて復活するというものとなっています。そのニンジャは力を得たことによって溺れたり悪意を持つようになるのですが、そんな邪悪なニンジャ組織に大事な妻子を殺されてしまった主人公が、同様にニンジャの力を得て復讐するというダークヒーローものとしても絶品なのです。

さらにこのニンジャスレイヤーシリーズが特異的なのは、そのサイバーパンクな設定もそうなのですが独自の忍殺語というのもあります。どこかトンチキな点があり外国人から見たニッポンの感じなのに、しかし本質的には日本の文化や性質などをしっかりと表しているので、ぜひおすすめしたい新時代のサイバーパンクSF小説となっています。Twitter上の分も無料公開されているので、まずは一度お試しください。

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11、宇宙兵志願

12、老人と宇宙

14、ブラッド・ミュージック

15、スカイ・クロラ

スカイ・クロラ森博嗣のスタイリッシュなSF小説。

うつくしく、かなしい。戦争を仕事に永遠を生きる子どもたち。

森博嗣さんの作品はほとんど読んでいます。なので、最初は作者買いでした。SF小説はそれまであまり読んだことはありませんでしたが、タイトルの「スカイ・クロラ」というきれいな響きと、とにかく美しい装丁にひかれて迷わず購入しました。
本作品は6巻からなるシリーズで構成されていますが、刊行順と物語の時系列が異なっていて、森さんはどの巻から読み始めても大丈夫、とおっしゃっています。私は最初は刊行順に読み進め、再度時系列順に読み返しました。初めて読む方は時系列に合わせて読んだ方がわかりやすいかもしれません。

物語は、戦争の兵器として生み出され、戦闘機パイロットとして大人にならずに永遠に生き続ける子どもたち、キルドレの視点で描かれます。各所に散りばめられた謎の数々は森さんの専門(?)であるミステリーとしても楽しめますし、なぜ戦うのか、なぜ生きるのか、を問い続けるキルドレの姿には哲学的な物語という印象も受け、読めば読むほど深みにはまってしまうストーリーです。
文体はとてもシンプルで潔く、SF小説にありがちな世界観や設定に関する説明がありません。だからこそ、キルドレの視点を通して語られる世界が感覚的に私たちの中に入りこんできて、臨場感があります。特に戦闘機での空中戦のシーンは圧巻。淡々とした描写なのに生々しく、空や飛行機や命が美しく、儚く、悲しく感じられその表現力に圧倒されます。

この作品は押井守監督によってアニメ映画化もされています。原作とは少し異なるストーリーですが、とても素敵でした。それでも、やはりこの「スカイ・クロラ」シリーズは小説で味わうのがいちばんだと思います。
作中に挿絵は一切なく、装丁も空の写真だけなのですが、読んでいて闘うキルドレの姿がありありと頭に浮かんできます。聞いたことはないはずなのに、戦闘機のエンジン音が聞こえてきます。そしてキルドレが見たであろう空も見えるような気がするんです。文章だけなのに五感に訴えかけてくる、不思議な小説です。何度でも読み返したいと思っています。

16、女帝の名のもとに ファースト・コンタクト

20、世界の誕生日

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24、星群艦隊

25、 移動都市

26、ダブル・スター

29、喪われた巨大戦艦

31、造物主(ライフメーカー)の選択

34、亡霊星域

35、断絶への航海

36、転位宇宙

37、しあわせの理由

38、終わりなき平和

40、残虐行為展覧会

「残虐行為展覧会」J.G.バラード

最近のSF小説とは毛色が違うシロモノ

最近SFも流行らなくなっちゃいましてあまり見かけなくなりましたが、
昔一時期SFだらけの時代があって、その時代のちょっとした異色作です。

SF小説界にニューウェイブなる運動が起きて、これからはサイエンス・フィクションではない!
内面宇宙の探索たるスペキュレイティブ・フィクションなのだ!とか、
主張する人が出てきました。それらの方々が筆頭にあげるのがこのJ.G.バラードさんです。

この作家さんはイギリスで現在でも一線で活躍する作家で、
実は「太陽の帝国」など映画化されている作品もあるという人。

そうして一時期やたら実験的小説を発表していたのですが
その中でも一番何これ?的なのが本書、「残虐行為展覧会」

別に内容はそんな残酷な描写とか出てくるわけではないので、
彼の大好きらしい自動車事故やらの断片的文章が連なっているだけなのですがその断片化が凄まじい。


本人曰く「コンデンスド・ノベル」だそうで、
とにかく二三行で終わるような文章がバラバラと並んで一つの短編になっている、というものであります。

例えば「エリザベス・テイラー」彼はそう呟いた。

そんな文章がただただ並べてあって、近い例を強いて挙げれば大岡正平の「野火」(バラード自体その影響を認めていますが)をさらに細分化したような小説です。読んだ印象はどっちかといえばSFと言うよりもシュールリアリズムっぽいのですが全部読むとなんとなく何か筋が分かったようなでもやっぱわからんような不思議な作品です。

41、旅のラゴス

45、ジュラシックパーク

自らの創造物によって大打撃を受ける人間

この小説は1990年に出版されたマイケル・クライトンによるSF小説ですが、1993年にリリースされた映画として物語を知っている人も多いかと思います。この物語は、「もし人間が恐竜を蘇らせることが出来たら」というような世界観で描かれています。一見夢がありファンタジーを思わせるコンセプトですが、物語を読み進めるうちに、その思いは崩れ去ります。初めて恐竜が登場するシーンで、読む者の気持ちは高まり、その後の展開には「アドベンチャー」をイメージします。しかし、その後の展開では人間は自らの夢によって大打撃を受けることになるのです。

倫理観を問うストーリー展開

この物語は、人間の作り出した恐竜を主役にしたテーマパークが開園する前の見学に訪れた人々が、檻から逃げ出した恐竜達の被害に遭うというものです。簡単なストーリーに見えますが、SFらしさのなかに、人の倫理観を問うような内容が盛り込まれているのです。ここに出てくる恐竜は一見、太古の本物の恐竜が蘇っているようにも思えますが、実は全て人間が創り上げた「恐竜に似た別の生物」といえるのです。なぜなら、恐竜を再現するために恐竜の遺伝子を操作し、他の現代生物の遺伝子を混ぜているため、その性質や賢さ等には本物と違う部分があるのです。それに気づいて読むと、この恐竜達がただのモンスターに思え、しかもそれを創り出した人間はそれに気づかず「恐竜を蘇らせた」と信じる姿に、倫理観の欠如を感じます。

人間が目を覚ます瞬間

このテーマパークの設立者ハモンドは「人に夢を与えたい」という思いで、このパークを作ったのですが、結局のところ「人の命より大切な夢など無い」ということを知ることになります。パークに見学に来ていた人のなかには、ハモンドの孫2人もおり、孫達が恐竜達の出歩くパーク内で行方不明になり命の危険にさらされて初めて、彼はパークの開園を諦めることにするのです。しかし結局、パークから避難するまでに何名かの見学者や職員の命が奪われてしまいます。そこにはハモンド自身の「自分の手で創ったのだからコントロール出来る」というおごりと、「せっかく創ったものを壊したくない」という気持ちが見え、人間という生物のエゴを感じます。


48、逆転世界

49、銀河おさわがせアンドロイド

50、100%月世界少年

51、凍りのくじら

S・F=「スコシ・フシギ

SFを「スコシフシギ」と訳した藤子・F・不二雄先生。
「ぼくにとっての『SF』は、サイエンス・フィクションではなくて、『少し不思議な物語』のSFなのです」という言葉。
主人公の女子高生・芦沢理帆子はこの言葉をこころにとりこみ、
周りの色々なことに対して「スコシ・○○○」と名付け(?)ながら日々過ごしていく。

個人的な秀逸キャラクター「若尾大紀」

芦沢理帆子の元彼。
物語の要所要所にふらりと顔を出し現れる彼は、時間の経過を一番感じさせてくれる。

この物語の中で、彼の中では確実に時間が経過し、ゆっくりと、彼にとってはきっと正常に、壊れていく。

「少し・不自由」と名付けられていた彼は、
当初、周囲に合わせてゆらゆらと生きている芦沢理帆子の中ではそれほど厄介な人物ではなかった(ように思える)。

その彼が、少しずつ少しずつ、彼女の手にはおい難い人物になっていく。

同級生の別所あきらとの出会いと付き合いの中で、彼が透き通るように光を受けていく中、
彼は確実にくらいくらい光にまとわれていくように感じられた。

物語の途中で「少し・腐敗」と名付けが変わった時、芦沢理帆子と若尾大紀の間に、すっと冷たい距離ができた。

「別所あきら」という存在

本をよく読む人なら、この物語の構造は途中ですぐに気付くと思います。

けれど、気付いてしまっても、最後までとにかく読ませてくれる。

「別所あきら」というキャラクターは、決して登場回数が多いわけではない。


けれど、「色白で華奢な腕に血管が透けて見える様子」からか、透き通った、
この物語をすっととおりぬけていく透明な光としてずっと存在している。

この「凍りのくじら」は完全にタイトルに惚れて買ってしまった小説だけど、
一人一人のキャラクターがとにかく秀逸で、キャラクターを追って話を読むととても面白い。

涙が出るようなお話ではない。

けれど、読み終わった後、深いブルーの表紙をみると、
何かが深々と心に刺さって残ることを感じます。

52、地底旅行

地球の内部を目指して冒険していく元祖SF小説です。

どんな困難にも挫けない、プライドが強くて頑固で我儘なおじさんの精神的な強さが見ていてかっこいい。

古典の部類に入りますが、全然古さを感じません。

53、流星ワゴン

多くの人に愛されドラマ化にもなり話題となったこの作品。
不器用なオヤジと息子が、起点となる時代をワゴン型のタイムマシンに乗って駆け巡るストーリーです。中盤、そして終盤に描かれる家族愛に感動間違いないはずです。

54、幻詩狩り

かつてフランスの無名の詩人が描いたという、一編の詩をめぐるSF小説。その詩を読めば必ず精神異常に陥り、挙句の果てには突然死を遂げてしまうという怪奇的な物語設定が面白い。言語によって、虚構と現実の境界が揺らぎ、別次元の世界認識を持ちはじめるさまは、私たち人間の世界認識の不思議さや不安定さが浮き彫りになるようで、とても考えさせられた。

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