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おすすめの怖いホラー小説ランキングベスト102【怪談】

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102位、爪と目

「ホラー純文学」と形容されている作者の芥川賞受賞作品。母親と娘との関係の暗部を独特の空気感でえぐった表題先は、幽霊が出るわけでもないし流血ざたがあるわけでもないのに怖い。僕は併録の「ちびっこ広場」が一番の好きです。

101位、嘘つき王国の豚姫  岩井 志麻子

人の醜いところをあますことなく描き切った名作。家庭にも学校にも居場所がなく、それにあがなう努力もせず逃げてばかりの主人公。家を出てからは想像以上の地獄。リアルな世界の怖さを感じる作品。


100位、死霊列車

99位、リカ  五十嵐貴久

主人公のサラリーマンが遊びでやった出会い系サイトで知り合った女性・リカが、想像を絶するストーカーで殺人も厭わないサイコパスだった-というお話です。とにかくリカが怖い!主人公の生活にじりじりと忍び寄ってくる様が妙に現実感があって、ちょっと夜一人で寝るのが怖くなります。続編もあるので合わせてお勧めです。


97位、ヒマワリの咲かない夏

あることに気付くと背筋がぞっとします。ホラーミステリーで小学生の男の子が主人公の物語です。よくこんな話思いついたな、と作者の発想力の豊かさにきっとあなたも驚くはず。予想不可能な物語にぐいぐい引き込まれること間違いなしです。

96位、赫眼

93位、無惨百物語 みちづれ<無惨百物語>

91位、怪談狩り 市朗百物語<怪談狩り>

90位、かにみそ

倉狩聡の一風変わったホラー小説、『かにみそ』

謎の蟹

この話の主人公は、あまり物事に感情を動かされない、淡々とした性格の青年です。

そんな彼は、ある日砂浜で蟹を見つけます。戯れに連れて帰って飼うことにした彼ですが、
しばらくして彼の身の回りに奇妙なことが起こります。

動かした覚えのないテレビのリモコンが動いていたりと、
思い当たることのない次々と起きるのです。

86位、三丁目の地獄工場

84位、双頭の蛇<「蛇神」シリーズ>

83位、七人の鬼ごっこ

80位、死のロングウォーク

最も純度が高い恐怖を描いた作品が「死のロングウォーク

キングの処女作

スティーブンキングのデビュー作は「キャリー」ですが
彼が大学1年生の時に初めて書いた小説が「死のロンクウォーク」というから驚きです。

物語の舞台は近未来で100人の少年を集めロングウォークを行なうのですが、
時間内に規定の距離を歩かないと射殺されてしまい、
最後の1人になるまで歩き続けるといった競技。

下手したらB級ホラーになってしまいそうな設定だけど、
極上のホラーに仕上げてくる所が流石キングだと思います。

多少手直しはしているとは思うのですが、
処女作でこの発想力と心理描写には正直度肝を抜かれます。

最も純度が高いホラー

ホラー小説といっても様々な種類の恐怖があって、
死へのロングウォークは死に対する恐怖を描いた作品と言えます。

人間なら誰しも死に対する恐怖は持っていて、
それ故に最も純度が高い恐怖と言えるでしょう。

生きたいと思うことは当然のことなのにロングウォークという競技の中では、
他者の犠牲の上でしか生き残ることは出来ません。

歩くといったシンプルな競技ゆえに一見物語りは非常に淡々を進んでいくのですが
99人もの死者が出る狂気じみた小説でもあります。

只管心理描写を描くことで少しづつ精神が蝕まれていく少年がリアルに浮かび上がってきます。

本当の恐怖は物語終了後に始る

一歩一歩前に進む毎に日常から離れて
狂気へ近づいているかのような感覚を覚えます。

ホラー小説はバットエンドのモノや余韻を残すような、
後味の悪さを感じさせるモノも少なくありません。

死へのロングウォークは一応ハッピーエンドであるにも関わらず
今後この少年がどうなってしまうのかと考えると本当に恐ろしい。

優勝者には賞金として何でも与えられるので死ぬまで遊んで暮らせるだけのお金を望むことが可能です。

ですが本来勝利者であるにも関わらず一度死の淵を覘いてしまった少年が
普通に生きていける気が全くしないし、
99人の犠牲の上で成り立つ生の重みを考えると本当の恐怖は物語終了後に始るかのように思えてなりません。

79位、壊れるもの

76位、実話ホラー 闇夜の訪問者

75位、ミミズからの伝言

73位、水霊

72位、ファントム・ケーブル

70位、百舌鳥魔先生のアトリエ

69位、ぼぎわんが、来る

68位、アンダー・ユア・ベッド

67位、ナイスヴィル

66位、禍家

65位、翼ある蛇<「蛇神」シリーズ>

64位、墓地を見おろす家

63位、ぼっけえ、きょうてえ

61位、凶宅

60位、終わらせ人

59位、暗黒祭<「蛇神」シリーズ>

58位、ラスト・タウン―神の怒り―

55位、可視える

54位、死と呪いの島で、僕らは

53位、リアルヘヴンへようこそ

52位、蛇神<「蛇神」シリーズ>

51位、地図にない谷

50位、キャリー

怖さと、若さと、危うさと―『キャリー』

作品について

「キャリー」は1974年に発表された、
キングのデビュー作にして代表作、いわば原点である。

当時のキングは全くの無名、生活に貧窮しながらも執筆を続けていた。

この作品によってキングは注目を集め、続く作品群で
モダンホラーの帝王」としての名声を確立したのち、
スタンド・バイ・ミー」や「ショーシャンクの空に」のような映画化もされた作品によって、
ジャンルの壁を超えた成功を収めることになるのだが、
当時の彼にしてみればそんな栄光は夢のまた夢。

巨匠が巨匠になる前の、若さゆえの気負いや脆さ、
そういったものがにじみ出て愛おしい、
そんな作品。それが「キャリー」です。

あらすじ

キャリーは学校ではいじめられ、
家では狂信的キリスト教信者の母親に虐待のような教育を受けている女子高生。

そんな彼女には、奇妙な能力(テレキネシス)が芽生えつつあった。

ある日、彼女を哀れんだある同級生から、キャリーはプロムに招待される。

キャリーは戸惑いつつも勇気を出し、母親の反対を振り切って参加を決意する。

恐ろしい復讐

キャリーの復讐の恐ろしさもさることながら、
学校でのいじめ、そして家に待つ母親もまた同等、いやそれ以上の恐怖を感じさせる。

何より、プロムに至るまで、読者は出来事の全体を知りつつも、
キャリーに寄り添って歩むことになる。そのため、キャリーの凶行に対し、
読者は怯えつつも一緒に「すべて壊してしまえ」とも思い、
またその一方でどうにか彼女が立ち直ってくれるのではないか、
と淡い期待をも抱いてしまう。

キャリー以外の登場人物含め、総じて思春期ゆえの危うさが生々しい。

「人間味」を描き出すことに長けたキングらしさ全開の作品。

48位、赤いベベ着せよ…

46位、災園

43位、晩年計画がはじまりました

41位、粘膜人間<「粘膜」シリーズ>

40位、リング

リングはホラー小説の傑作

各メディアのへのひろがりのすごさ

ホラー小説といえば、すでに発表から20年以上たっていますが、
リングがあげられると思う。

小説に始まり、映画、テレビ、さらには今は映画のリバイバル版など
あらゆるメディアに広がっています。

もちろん、「らせん」「ループ」という3部作の王道に加えて、
鈴木さんは続編を書き続けています。

それだけ、続編を望むファンも多く、
さらなるメディア展開もいまだに望まれている傑作であるといってもいいでしょう。

これだけ広がりのあるホラー小説はありません。

アイディアそのものが斬新

リングの展開は本当にすばらしいものでした。

単なる悪霊というホラー小説の王道だけではなく、
超能力、両性具有、天然痘、ビデオを介したウイルスの伝染、DNAとあらゆる要素を組み入れ、
それがすべて有機的に結びついたストーリーになっています。

個人的にはホラー小説というよりもそのアイディアの斬新さに驚き、
推理小説のようにその展開がどうなっていくのかに興味をひかれました。

これだけ、小説の世界に引き込まれることもないのではないかと思います。

まさかの映像化について

実際に小説を読んでいて、これを実写化したらどうなるのかと思いましたが、
リングと続編のらせんに関しては見事に映画化されました。

キャスティングや役割は原作とは異なるものの、
キーとなる物語のエッセンスは見事に描かれていました。

もちろん、その怖さと面白さには満足です。

今でもこのシリーズを読み返すことがありますが「ループ」の世界もアニメ、
または実写化してほしい。

38位、オワスレモノ

34位、霧が晴れた時 自選恐怖小説集

33位、かげろう日記

32位、粘膜兄弟<「粘膜」シリーズ>

31位、鳥辺野にて

30位、ゴールデンボーイ

スティーブンキング「ゴールデンボーイ」の魅力

ホラーと言えばスティーブンキングを挙げずに語ることは出来ないと個人的には思っています。

ホラーの巨匠とも言われ日本でもスタンドバイミー、
ペットセマタリー、痩せゆく男、キャリーなど多くの作品が映画化されています。

スタンドバイミーは映画では青春モノといった印象が強いかもしれないけど、
実は死体を探しに行く少年達の心情を、小説では丁寧に描いた作品でホラー作品と言えます。

スティーブンキングのホラーはジワジワ心理的にくる恐怖であり、
想像力がある人ほど怖いのが特長と言えます。

恐怖の四季 夏のゴールデンボーイ

そんなスティーブンキングの中篇作品として秀逸なのが、恐怖の四季と呼ばれる作品群です。

春は「刑務所のリタ・ヘイワース

夏が「ゴールデンボーイ

秋「スタンドバイミー」

冬「マンハッタンの奇譚クラブ」で
こられの作品はキングの作品の中では怖さが控えめなので、
ホラー入門編として最適と言える作品ですし、
またどれも雰囲気が異なりますが上質のホラーであることには変わりはありません。

またキングのホラーには中毒性があり、
彼は多くの作品を発表しているので1作品読めば他の作品も読みたいと思うはず。

ゴールデンボーイの魅力とは

13歳の少年トッドが夏休みにある老人と出会うんですが、
その老人が実はナチの戦犯だった人物なのです。

そんな老人との交流を丁寧に描いた作品で、
少年が徐々に歪み壊れていく様を見事に表現しています。

人が落ちていく心理描写、闇へ踏み込む心情を、
キングより上手く書く作家を他には知りません。

日常と非日常の境というのは非常に曖昧でありながら、
一度超えてしまえば戻ることが出来ない、
残酷なまでの現実をリアルに捉えた小説と言うことが出来ます。

29位、南の子供が夜いくところ

28位、四段式狂気

27位、アンデッド<アンデッド>

26位、放課後デッド×アライブ

25位、夜までに帰宅

23位、肉食屋敷

22位、僕が殺しました×7

21位、粘膜戦士<「粘膜」シリーズ>

20位、脳髄工場

19位、なまづま

18位、家に棲むもの

17位、超巨大密室殺人事件

16位、忌談<忌談>

14位、粘膜蜥蜴<「粘膜」シリーズ>

13位、人獣細工

11位、祝山

10位、黒い家

圧倒的な文章力とリアリティ

貴志祐介さんの作品はどれも好きで基本的にオススメなのですが、
ホラー小説ということで怖さ、恐怖という点で判断するなら「黒い家」を紹介したいと思います。

貴志祐介さんの作品は「新世界」がアニメ化されたり、
「青の炎」が実写映画化されたりで既に知名度が高くこの黒い家も映画化されていますが、
映画を見た人も是非小説の方を読んでみて欲しいと思います。

圧倒的な文章力と緻密な描写でリアリティがあり怖いけど一気に読める作品だと言えます。

日本ホラー小説大賞受賞作

この作品は日本ホラー小説大賞受賞作で貴志祐介が人気と
実力を兼ね揃えた作家であることを証明しています。

一言で説明するなら保険金殺人をテーマにした小説でホラーといって
幽霊とか人外のモノが出てくるのではなくサイコパスものです。

正直こういう実際にありえる設定のモノの方が怖いといえますし、
人間こそが1番怖いといった身近に潜む恐怖を丁寧に描いた作品と言うことが出来ます。

主人功は保険会社勤務で家族の不審な態度から他殺を疑い独自調査をしていくのですが、
少しづつ暴かれる真実にビクビクしながら読んでいました。

黒い家の魅力は自然なストーリー展開

黒い家という小説の1番の魅力は自然なストーリー展開にあります。

最近はライトノベルといったキャラクター立ちしている作品が増えてきましたが、
黒い家は主人公は物語の視点であり彼の目を通してストーリーを追っていくことが出来ます。

実際にお金の為に、自分の欲望を満たす為に人殺しをするといった事件は、
さほど珍しくはないのが現状で、情景描写が巧みなので目を背けくなる様な光景が目の前に浮かびます。

なのでいい意味でも悪い意味でも心臓に良くない小説。

ホラー小説として傑作です。

5位、美しい家

3位、シャイニング

スティーブン・キングのシャイニングはキューブリックの映画よりも怖いです

原作と映画の相違

キューブリックにとっては原作は素材と考えるのかその筋を大幅に変えてしまうことが少なくありません。このシャイニングもキング原作、かつキューブリック作品ということで前評判は高かったのですが監督の意図がどこにあったにせよ少なくともホラー映画としてはあまり怖いようにも思えず世間の評判もあまり芳しくないものでした。キング自身もこの映画の出来にはかなり不満があったようでその後自身の監修によるキング版がリメイクされています。

ホラーとしてのキング原作シャイニング

私自身はキューブリックのファンだったこともあってキング原作とは知らずにキューブリック版シャイニングを観たのですが確かに色々謎めいた仕掛けは施されているもののホラー映画と考えるならあまり「怖い」とは感じませんでした。主演ジャック・ニコルソンの演技もどぎついものがあって結局予定調和的な終わり方に肩透かしを喰った気がします。どうにも消化不良を感じたのも原作の方を読んでみようというきっかけとなった理由の一つです。

幽霊屋敷物としてホラーの王道であるキング原作のシャイニング

実のところ言いますとホラー作家としてのキング、私はあまり最近は読んではいないのです。ITやドリームキャッチャーのあたりからはその多作ぶりがたたったのか悪い意味でのアメリカハリウッド的要素の小説が多すぎて平凡すぎる気がするのです。しかしこのシャイニングはキングの初期のもので本人もまだ今のようにホラーの帝王とまで言われる以前のものでいい作品を書こう、あるいは読まれる作品を書こうという気概があったのか、ホーンテッドものとしては基本的な構成ではあるものの十分恐怖に満ちています。有名なキングの作品だから何か読んでみようという向きには最近の作品よりはむしろこちらをお勧めします。

2位、ランゴリアーズ

時間をテーマにした小説

スティーブンキングといえばホラー作家として有名ですが、
ただ怖いだけではなく、深いテーマを作品に込めていることでも有名です。

特にこのランゴリアーズは、誰にでも身近な存在でありながら、
誰もがその正確な正体を知らないという、時間をテーマにした中編小説です。

時間という人類の永遠の謎に対して一つの解釈を与えたこの小説作品は、
スティーブンキングの名作ぞろいの小説の中でも、特に異彩を放った作品だと言える。

時間に取り残されるという密室劇

密室劇といえば、閉ざされた孤島などのクローズドサークルといったものを想像しますが、
このランゴリアーズでは、空間ではなく時間に閉じ込められる形での密室劇が展開されていきます。

時間の流れが存在しない空間に取り残された登場人物たちは、
何とかして元の時間に戻ろうとしますが、
そんな中で徐々に人間不信などのトラブルなどが発生していき、
人間対怪物ではなく、人間同士のドラマが展開していきます。

人間ドラマだけではなく、
時間の仕組みという壮大な仕掛けが終盤になって牙を剥いて現れるのも見どころの一つです。

個性的な登場人物

小説で一番大切な要素は登場人物ですが、
このランゴリアーズでも、個性的な登場人物が多数登場します。

中でもトゥーミーと呼ばれる一流企業に勤めている人間が、
一見エリートサラリーマンのように見えて精神的に危うい存在で、
この存在が時間に置き去りにされた世界で、大きなトラブルの原因になっていきます。

物語の重要なキーワードになっているランゴリアーズも、
このトゥーミーの口から語られます。

しかし皮肉なことにこのトゥーミーのおかげで、
他の登場人物が生還出来るという展開も、この小説の面白い見所です。

1位、再生ボタン

「顔」について

福澤徹三の短編集「再生ボタン」は怖い話が満載なのですが、
そのなかでも終盤に登場するショートショート「顔」がもっとも忘れられない話です。

主人公の「私」は、ある日頭を打ってから、
暗い室内で小さな白い顔を見るようになります。

空中に顔だけがぽっかりと浮かんでいるのですが、
しかもその顔が自分自身の顔なのです。

明るい中では現れないということが分かって安心する主人公だったのですが、
最後の時が訪れると、ホラーというかSFじみた顔の正体が明らかになります。

「顔」は時空を超えた

極めて短い話なのですが、一番不思議に思うのがやっぱり顔の正体です。

最初に読み始めた時に幽霊のようなものかと思ったのですが、
自分自身の霊が、自分の目の前に同時に存在している理由がわかりませんでした。

終盤に主人公が顔と入れ替わってから、この顔は何らかの理由で、
時空を飛び越え過去にタイムスリップしたのだと気づきました。

一体なぜ顔がタイムスリップしたのか、その原因はわかりませんが、
顔はその後どうなったのか、想像をかきたてます。

「顔」が怖いのは

私が「再生ボタン」のなかでなぜ「顔」という小説がいちばん怖いかというと、
どうも自分自身も真夜中に顔を見たトラウマが関係しています。

子供の頃にタンスや天井の木目が、
どうしても地獄の底から湧き上がってくる顔のように見えて仕方なかった。

それで「顔」を読んだ時になにか自分の経験かのようにして入り込むことができました。

そして死者の霊が小説で描かれるとき、
実際のところ幽霊とはなんでもアリな存在になっているわけで、
もし自分が死ぬ時にこうだったらヤだなが凝縮されていることも、怖い理由になりました。








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