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佩月なおこ「乱世の薬売りシン」はもっと評価されていい漫画作品

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「乱世の薬売りシン」とは?

乱世の薬売りシン」は、1990年代なかばにエニックスの「Gファンタジー」誌に連載されていたギャグマンガです。
作者は佩月なおこさん。乱世の中国のような国を舞台に、
水虫薬売りのシンという青年が色々なところで巻き起こる騒動を「お薬塗布!」の一言で無理矢理解決するのを楽しむマンガです。

とはいえギャグマンガなので世界感はゆるゆるです(たまに現代ネタになり、
ミサイルが飛んだり、バスケット選手になったり……)。

水虫にしか興味の無い主人公が笑いどころ

とにかく主人公のシンが奇人すぎて良いです。
職業は<水虫薬売り>なのですが、なぜか最強。とにかく最強。女性にもモテます。
なのに、本人は水虫を治すことしか考えちゃいねえ!

たとえ世界の危機が迫っていても、興味は水虫のみ。
どんな問題でを「お薬塗布!」(といいながら薬を塗る)の一言で何でも解決していく様がたまらない。

特に好きなのは女将軍リアンが出てくるエピソード。リアンは秘密にしていた水虫を治してもらったことで、シンに惚れるのですが、その好意の空回りっぷりが実にいじらしくて、かつ笑えます。

残念なことに単行本化されていない

とここまで紹介してきましたが、実はこの作品、
単行本化されていないのです。雑誌連載のみ。


単行本が2冊ぐらい出るぐらいの原稿量はあったはずなんですけど、
Gファンタジー」がその名の通りファンタジー漫画誌ギャグマンガ
あまり重視していなかったというのもあるのかもしれません。

しかし、当時の読者に強い印象を残した作品なのは確か。
このまま埋もれるのはもったいない良作なので、もっと評価されてほしい……。

単行本はありませんが、復刊ドットコムでは単行本化のリクエストを受け付けているようです。
「ああ、そんな漫画あったなあ……」って人も、
「ちょっと読んでみたいぞ」という人も、試しに投票してみてはいかがでしょうか。

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